「時間の使い方」を科学する 思考は10時から14時、記憶は16時から20時 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
3.13
  • (7)
  • (12)
  • (33)
  • (2)
  • (8)
本棚登録 : 312
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569831251

作品紹介・あらすじ

あなたの人生を左右する、身体時計の謎を解き明かす! 「大事な作業の前に掃除をしたくなる心理」など、時間管理の心理学も解説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 案ずるより産むが易し、思い立ったら吉日
    身体が最も良く動くようになるのは午後4時から8時の間、倫理的な判断力は午前中のうちにピーク
    朝の内に計画を立て、午前中の後半に集中力を必要とする認知的作業を行う。
    15分から20分程度の仮眠をとると効率が上がる

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50013009

  • (2021-09-01 1h)
    ・大きな画面と音を感じながら過ごす時間は、小さい画面と音で過ごすより長く感じる。(p.21)スマホの使い過ぎはこの体感時間が大きいのかもしれないなぁ…。
    ・代謝が大きいほど、時間を長く感じる。(p.23)
    ・ピーク・エンドの法則(p.172)

  • リストを立てると、時間を有効につかえるな

  • 朝一のウォーキングは、是なのか非なのか??
    身体機能からすると朝の運動は避け、集中力を要する認知、判断作業をせよ、とある。しかし、朝陽を浴びてサーカディアンリズムを調整するためにも朝ウォーキングを推薦する本もある。どっち?

  • 多角度から時間を見て、言われればそうだと頷いてしまうことが多かった。時間の使い方を見直すきっかけになった。

  • 基礎心理学の視点から「感じられる時間」の特性と、日々の生活の満足度を高める方法について解説された一冊。ピーク・エンドの法則に従えば、充実した時間だったと感じるためには「最後が肝心」。終わりよければすべてよし。改めて時間というものを意識し、自分の生活習慣や物事の捉え方を振り返るよい機会になりました。(巻末に各章の主な参考文献あり)

  • 図書館で借りて読んだが面白い。
    理論的に面白いだけじゃなくて実践的でもある。
    買ってもいいくらいだ。

  • 時間の使い方が生き方として納得できるものであるか確認する。優先順位の入れ替えで、直近のものは動かさないほうがよい。長年続けてきてうまくいかないことは、経済合理性で判断する。行動スケジュールに実際できたこと、できなかった理由、かかった時間を記録する。早めに取り掛かる。目的勾配を利用するために。休憩は、注意補足への対応。どうも主観的時間が他の人より遅そう。ウエブ検索は予想外が少ないので主観的時間を短く感じがち。記憶について、ピークエンドの法則を考えて行動。記憶は上書きされる。大きな決断については、遠い将来のこととして考えたり、遠い過去のこととして現在を振り返り適切な意思決定はどうなるか考えてみる。対象までの時間的距離を変えてみる。現在志向バイアス。サーカディアンリズムはなるべく逆らわない。

  • 可もなく不可もなし。よく見聞きする時間管理について書かれていたように思う。結局個々人で差があるので自分なりの方法を見つけるべきということだった。残業は非効率。分かっているけど、実感している人は少ないのでは。仕事に対する不安からどうしてももう少しと残ってしまう。もう少し楽に物事を捕まえていけるといいかなぁと思う。

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

千葉大学大学院人文科学研究院教授。博士(文学)。1965年宮崎県生まれ。大阪市立大学文学研究科後期博士課程修了後、カナダYork大学研究員、山口大学工学部感性デザイン工学科講師・助教授、千葉大学文学部助教授・准教授を経て、2013年より現職。専門は実験心理学。2000年、「時間学」に興味を持ち「時間学研究所」に携わる。実験的手法により人間が体験する時間や空間の特性、知覚、認知、感性における規則性の研究に従事。現在は特に、視覚や聴覚に対して与えられた時空間情報の知覚認知処理の特性の検討を行なっている。著書に『「時間の使い方」を科学する』(PHP新書)、『時計の時間、心の時間-退屈な時間はナゼ長くなるのか?』(教育評論社)、『大人の時間はなぜ短いのか』(集英社新書)など多数。

「2022年 『仕事の量も期日も変えられないけど、「体感時間」は変えられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

一川誠の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
J・モーティマー...
冨田 和成
エラ・フランシス...
瀧本 哲史
メンタリストDa...
スティーヴン・ガ...
リンダ グラット...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×