脳科学からみた8歳までの子どもの脳にやっていいこと悪いこと

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569833484

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  • 赤ちゃん期:喃語(なんご)

    神経細胞同士のつながり:シナプス

    ○片づけがしっかりできる子に
    大人が「散らかっても平気」「いつもほこりだらけなのが普通」という環境で子どもを育ててしまうと、「散らかっていることなんだか気持ち悪い」という感情が湧きあがることがなく、「片づけよう」というモチベーションが湧かなくなってしまいます。

    ○家の中を見直し、共有スペースを「きれい」に保つ片づけを
    ×家の中がいつも散らかっている

    耳が痛いぜ!!

    ○子どもの目をしっかりと見て話しかけ、子どもからの話も聞く
    ×子どもからの言葉を聞き流す

    子どもが親に話かけてくるときというのは、「知ってもらいたい」という気持ちが表出している大切な瞬間であり、子どもの脳を鍛える最高のタイミングです。

    家庭において、親から否定ばかりされて育った子は自分に自信をなくし、「どうせボク(ワタシ)の言うことは聞いてもらえないんだ」と劣等感を抱き臆病になってしまいます。まずは子どもの言い分を認めてあげるよう心がけてください。

    ”理系脳”の子に
    ○論理的思考力を鍛え、たくさんの自然体験を
    ×親自身が”理系”を楽しめなければ意味がない

    テレビを消すと、外で雨が降っていたら雨の音、鳥が鳴く声、車が通る音など、いろいろな音が聞こえます。料理の香りや彩りにも意識が行き、さまざまな題材をテーマに、たくさんの会話が生まれることでしょう。

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著者プロフィール

成田奈緒子(なりた・なおこ)

発達脳科学者。小児科医・医学博士。公認心理師。子育て科学アクシス代表・文教大学教育学部教授。
1987年神戸大学卒業後、米国セントルイスワシントン大学医学部や筑波大学基礎医学系で分子生物学・発生学・解剖学・脳科学の研究を行う。2005年より現職。臨床医、研究者としての活動も続けながら、医療、心理、教育、福祉を融合した新しい子育て理論を展開している。著書に『「発達障害」と間違われる子どもたち』(青春出版社)、『高学歴親という病』(講談社)、『山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る』(共著、講談社)、『子どもにいいこと大全』(主婦の友社)など多数。

「2023年 『改訂新装版 子どもの脳を発達させるペアレンティング・トレーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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