怖くて眠れなくなる感染症

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 162
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569835617

作品紹介・あらすじ

天然痘、ペストなど人類を脅かしてきた感染症や、強毒性インフルエンザ、SARSなど大流行の可能性がある感染症の怖ろしさを紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 中国での新型コロナウイルスの感染が拡大している中で、ふと目に就いたので手に取りました。
    今回の件が大きくなる前に出版された本ですから、コロナウイルスによる肺炎についての情報はありませんが、過去に日本国内でも大きな話題となった「MERS」「デング熱」「ジカ熱」「マダニ」「エボラ出血熱」などについて、その症状と治療法、とるべき対策が分かりやすく説明されています。
    もちろん、必要以上に怖がるべきではないのかもしれませんが、これまでの人類の歴史の中で、あまりにも多くの人々の命を奪ってきた「疫病」の恐ろしさを目の当たりにし、本当に怖くて眠れなくなりそうになりました。

    個人としてとれる対策としては、「感染危険区域」に近づかないことや手洗い・うがい・マスクの着用、(時機に応じて)予防接種などに限られるとは思いますが、健康で暮らすためには意識しないといけないな、と強く感じます。

    もっとも必要なことは、死にいたるリスクがある感染症について多くの人が正確な知識を持ち、「社会として免疫力を高める」行動をとることだと思います。

  • 梅毒と狂犬病、エボラ出血熱。
    こわい感染症がたくさんあるもんだ。

  • 感染症専門家として少し前にテレビでよくお見かけした岡田晴恵さんが書かれた本。人類が経験してきた、現在も直面している感染症の概要について歴史を交えて分かりやすく解説されています。

    感染経路などの正しい知識を身につけておくことは、感染症を正しく恐れるうえで大事なことだと改めて感じました。また、衛生環境の整っていない国で流行している感染症について知っておくことも、このグローバル時代におけるリスク管理という観点から重要だと思いました。

  • 2021年7月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00536107

  • 破傷風、狂犬病は特にかかりたくない〜
    蚊って本当に怖いよ

  • 読みやすくて良いのだが、病気の俗称をもっとはっきり書いていただいたほうが分かりやすかったかな。

  • いま、新型コロナウィルスが流行っているので、読んでみた次第です。

    タイトルから、エライ恐怖を煽るなぁと思ったが、内容はそうでは無かったです。
    怖くて眠れなくなる○○シリーズなので、こういうタイトルになっている模様です。

    聞いたことはあるが、実はよく知らない感染症が沢山あることがわかりました。
    新型コロナウィルスのことも載っていましたよ2017年の本ですが。
    新型コロナウィルスといっても、SARS/MERSのことですが。
    名前に新○○ってつけない方が良いと思うけどね。新○○橋とか。
    それってつけた瞬間、旧に成りえますから。
    https://seisenudoku.seesaa.net/article/474008138.html

  • 人間の1番の天敵は「蚊」だったとは…

  • 色々な感染症を紹介している。
    ストーリーのない、単なる情報のレポートの羅列感があって、あまり面白くなかった。
    感染症の歴史のところは、ストーリーがあって比較的面白い

  • いろいろな感染症のことや歴史が詳しく書いてあってとてもいい本でした。ワクチンが開発されていないウイルスもあったのでそれだけにはかかりたくないです。

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著者プロフィール

白鷗大学教育学部教授。専門は、感染免疫学、公衆衛生学。共立薬科大学(現慶應義塾大学薬学部)大学院修士課程修了、順天堂大学大学院医学研究科博士課程中退。ドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所に留学、国立感染症研究所研究員、日本経団連21世紀政策研究所シニア・アソシエイトなどを経て、現職。NHKラジオ「室井滋の感染症劇場」作・脚本・監修。著書に『正しく怖がる感染症』(ちくまプリマ―新書)、『どうする!? 新型コロナ』(岩波ブックレット)、『人類vs感染症』(岩波ジュニア新書)、『キャラでわかる! はじめての感染症図鑑』(日本図書センター)、『病いと癒しの人間史』(日本評論社)、『学校の感染症対策』(東山書房)などがある。

「2020年 『知っておきたい感染症【新版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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