- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569848303
作品紹介・あらすじ
ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画によると、新型コロナウイルス感染症拡大の
影響もあり、極度の食料不安を抱える人は2億7000万人に上ると推計されている。この深
刻な食料危機はなぜ発生しているのか。食品ロスの専門家が膨大な情報を分析して解説し、
さらに日本の食料危機の歴史や、食品ロスを防ぐための方法、昆虫食や培養肉に関する取
り組みも語る。
[専門家、識者へのインタビュー](所属はインタビュー当時)
「アフリカの食料事情」白鳥佐紀子氏(国際農林水産業研究センター主任研究員)
「パンデミック前後の世界の食料危機の状況」ンブリ・チャールズ・ボリコ氏(FAO[国連食糧農業機関]駐日連絡事務所長)
「サバクトビバッタの大発生による被害」前野ウルド浩太郎氏(国際農林水産業研究センター研究員、『バッタを倒しにアフリカへ』著者)
「ミツバチの減少」エクベリ聡子氏、ペオ・エクベリ氏(株式会社ワンプラネット・カフェ)
感想・レビュー・書評
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まあ予想どおりの本。
食品ロスを減らしましょう。
肉食を少なくしましょう。
ってなお話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食料危機 井出留美著 PHP新書(太田昭宏) - BLOGOS(ブロゴス)
https://lite.blogos.com/article/523112/ -
大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/677572 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50225559 -
食料危機の概要
新書だからしょうがないのだけど、言及されているテーマがいまひとつ。
あちこちで、食料危機が叫ばれているという話は多く記述があるのだけれど、例えば収量が減ることで、小さな集団が自分たちを守るため、食料の流通が滞って危機につながるという話。
世界中が食糧生産、提供のサイクルに含まれているため、どこかの国が自国を守るために生産した食料を出し渋れば影響が出る、というのはわかる。
で、収量が減るのはなぜ?
ということまでは書かれていない。
最終的に、どんな食料も土と水と日照など自然に行き着くはずなのだけど、その辺りのツッコミもナシ!?
ハチ、バッタ、COVIDなど話題性のあるものは取り上げているけれど、地中の生き物や栄養素など、地味だけど語るべきことはまだまだある気がする。
どうせなら、一つの項目は少しの記述にして、もっと網羅的に食料危機のあれこれが書いてあれば良いのに。
全体像をつかむには記述範囲が狭く、深いところを知るにはツッコミが足りていない。
ちょっと消化不良な本 -
●食糧の場合は、主食となる穀物のみを指している。その穀物も含めた全般的なものを指す場合は食料を使う。
● 2020年10月国連WFPがノーベル平和賞を受賞した。その背景には飢餓に苦しむ数百万人に世界に目を向け、国連を無視して自国優先を掲げるトランプ政権を牽制する目的もあるようだ。
●飢餓は、世界的には減ってきたものの、2014年から少し増加傾向にあり、その背景には紛争や気候変動などがある。
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SDGs|目標2 飢餓をゼロに|
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/761100 -
2021I031 611.3/I
配架場所:A5 博士教養推薦図書