日中危機の本質 日本人の常識は世界の非常識である

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569850702

作品紹介・あらすじ

中国は日本を「従順で軍事的に無能な国」にしようとし、米国は「犠牲を共有する同盟国」を求める。日本はどうすれば生き残れるのか。

感想・レビュー・書評

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  • 短い命題をポンポンと繋いでいく明解さ。繰り返しがやたら多いのでそれを省くともう少し薄い本になると思うが、内容は非常によかった。
    話は日米戦争から始まる。そこから戦争とは、テロとゲリラの違い、危険と犠牲伴う外科手術へ参加すべきこと、死傷者への感受性、日米同盟がなぜ米中戦争を抑止するか、なぜ中国は尖閣で挑発するか、台湾と日本は運命共同体、民族、国籍、人種とは何か、東京オリンピックの意味など、日中危機だけでなく広く日本の進むべき道を示そうとしている。

  • 序章 もはや平時ではない
    第1章 戦争の本質
    第2章 東シナ海、南シナ海は誰のものか
    第3章 台湾侵攻と「大坂城の外堀」
    第4章 中華帝国の夢と矛盾
    第5章 独裁は民主主義を超えるか
    第6章 日本の進むべき道

  • 新聞のコラム的な。

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著者プロフィール

1949年生。東京大学大学院社会学研究科博士課程国際関係論専攻満期退学、人文社会科学群長・国際関係学科・教授、東アジア安全保障専攻。

「2007年 『リスク社会の危機管理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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