- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569852935
作品紹介・あらすじ
スティーブ・ジョブズが愛した禅の世界的名著、待望の新訳! 座禅の組み方から悟りの世界まで、禅の神髄を平易な言葉で語りつくす。
感想・レビュー・書評
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禅とはなんなのか。
2年前くらいに「頭を空っぽにするレッスン」や「反応しない練習」などを読み、自分も瞑想を日常生活に取り入れている。今や10分瞑想無しでは生きることはできないと思えるほどになった。
改めて、「禅」ってなんだ、と思いこちらを手に取った。
(実は結構前に鈴木大拙の「禅」という本を読んで挫折した)
禅とは日常的にいつもそこにあるもの、何も特別なものではないこと。
執着を捨て、無になること。
ただそこに座り、呼吸をする。
生きていると、思考が常に頭を駆け巡る。
何も無い時間がいかに大切なのか。
ジョブスの愛読書でもあったそうだが、ジョブスのような人が禅に安らぎを求めたのも少しわかった気がする。
少し経ってからもう一度読み返すと、より内容を理解して新たな発見を得られるような気がする。
読むと心が落ち着くそんな本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか難しかったです。自ら体験することがベースの仏教や禅を文章で語ったり、知ろうとするのは難しいのだろうなと思いました。
けれど、いいなと思う考え方やフレーズも多かったので読んでよかったです。いろいろと感じることもあったのですが、いかんせん言葉にするのは難しいですね。 -
難しかった
所々理解できるようなところもあったが、複雑な内容だった -
2人の鈴木。
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皆、仏です!!!
ごく自然なことであり時に忘れがちですね。 -
禅を西欧に伝えた「二人の鈴木」の、曹洞宗僧侶の方の、坐禅と修行についての形式ばらない講話集
道元禅のとてもわかりやすい解説であり、
アメリカでZENがしっかりと確立した様子を伺えるようである。 -
鈴木大拙氏の「禅と日本文化」を読み感銘を受けたので、もう1人の鈴木さんと言われている鈴木俊隆氏の本書も購入してみました。正直に言うと「禅と日本文化」の方が武道での例えなどもあり、わかりやすかった印象がありますが、本書にもハッとさせられる記述や表現があり、そこに出会っただけでも本書を購入した価値はあったと感じています。
本書を通じて伝わってくるメッセージとしてはタイトルにもあるように「初心忘れるべからず」ということと、座禅を通じて「大きな心」を持つと言うことでしょうか。また大事なのは頭で理解するのではなく体験せよ、ということです。
会社で仕事をしていると「考え抜け」というようなことをよく言われますが、果たしてそれだけでいいのか、それだけではなく考えずに「感じ取る力」も大事ではないかと本書を読んで思いました。下手に知識や経験が身につくことで、逆にわからなくなっていることが多々ある、つまり初心忘れるべからず、ということがやはり大事ということですね。ちゃんとした座禅ではないですが、自宅で座禅する時間をとるようにしました。 -
常に初心者の気持ちを持ち、ある程度禅を知っているとかえって解らないという様な話が出てきたが、読んでみて痛感したと同時に深いため息が出た。
こういう風に評価をするのも彼曰く“自称中級者”なのだなと書いていて囁かれた気がしたので、取り敢えず座ってきます。意味ですか?そんなものありません。 -
図書館で見つけて借りてみましたが、パラパラ読んで少し違うかなと思ったので未評価にて。
わたしには少し高尚すぎたかな…。