京都くれなゐ荘奇譚(二) 春に呪えば恋は逝く (PHP文芸文庫)
- PHP研究所 (2022年7月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569902272
作品紹介・あらすじ
自らにかけられた呪いを解くため京都で暮す澪。邪霊に襲われる澪を助けてくれる少年の正体と目的とは? 呪術幻想ミステリー第二弾!
感想・レビュー・書評
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シリーズ2弾。自らにかけられた呪いを解くため、京都で暮らす澪。そして、京都で暮らすことになった漣。
そして、澪に命の危機がー。ハラハラドキドキが止まらなかった。助けてくれた人物に驚きました。
これからあるのか?恋の行方も気になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まあ、おもしろかったが、短編集的で短編集苦手なのでペースがのってこない。あいかわらず主人公の澪のキャラがうっすいが、よりましとしてはそんなもんでよかろうと思う。澪漣、波鳥青海の妹兄のシスコン2組の具合がなんとも言えずええ感じかもしれない。美形ばかりでてくるので、大変きもちはよい。もともと澪はポンコツだが、1巻ではでてこなかった漣のポンコツぶりが、やっぱりこういう業界は関西でないと、熟成しない法則的な?ともかく、和邇組のほうがおもろいんではないか、と思う。これから、高良と澪の壮大な時を超えたラブストーリー的な除霊物語になればおもろいのに。
そして、最後はスッキリ爽快ハッピーエンドになってくれ、と祈る。 -
2022年7月PHP文芸文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。壺法師、春に呪えば恋は逝く、龍神の花嫁、番外編枯色桜、の4つの連作短編。神を降ろす澪が興味深い。ホラーじみた表現もありハードな展開が驚き。枯色桜は何で番外編なのか謎。
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シリーズ第2弾
邪霊に悩む人々に吸い寄せられるように関わってしまう一行
邪霊と関わる人々は、罪深く業の深いものばかりだなって
過去の因縁が引き継がれるように、積み重なった悪ほど恐ろしいものはないだろう
最終的には人間が1番恐ろしいのよね、邪霊も元はと言えば人間が招いた物事だし…
そんな今作、新たな登場人物達もとても良い!
和邇波鳥ちゃん結構好きだな
最初怪しいかな?とか思ってたけれど、澪ちゃんと仲良くなれそう
そして今後活躍するかな!?とワクワクしてしまう
3巻では一緒の下宿生活で仲良し度アップするのかなと!
そして日下部出流君
こちらさんは私はあまり好きくないかもだけれど、良い人になりそうなら評価上がりそうな予感
今作の物語の中だと、悩ましいが、龍神の花嫁が1番好きかなー! -
シリーズ第2作。
タイトルに「くれなゐ荘」とあるけれど、特にくれなゐ荘は舞台になってない気が…
あらすじは特にないけれど、必要最低限の基本設定は本編中で説明されています。
呪術×ミステリーの連作短編集なので、読みやすいです。
「20歳まで生きられない」と予言されている主人公の澪ですが、やはりそれに対しての悲壮感はなく、その運命をなんとかして変えよう…とはおもっている様子。
ただし高校2年に進級しても焦る様子はなく…
澪の性格が基本おとなしめなので、「なんとかしてやるんだから!」みたいな、パワフルさがないから物足りなく感じるの…かな…??
新キャラや新設定も入ってきて、しかもみな結構耳馴染みのない名前なので、読み始めて早々にメモを取り出しました。メモ必須です。
明確な敵もおらず、なんだかんだで上手くいっちゃうラストなので、スッキリ感はちょっと少なめ。
また背表紙のあらすじに「澪の淡い恋の行く方も気になる」と書いてあるけれど、あんまりそれっぽい描写はない…というか、澪は高良を気になってはいるけれど、まだ明確に「恋」と本編では書かれていないなかで、このあらすじの文にはちょっと違和感でした。
まだ物語もはじまったばかりだし、ホラーじゃないミステリー呪術物は実は好きなので、これからもひっそりスローペースに読み続けていこうとおもいます。 -
敵キャラが出てきたと思ったらなんかみんないい奴かも。
澪と漣、青海と波鳥の兄妹コンビに加えて、高良、八尋さんに出流といい、とにかく美形が多い。
澪が自分にかけられた呪いを解くには、まだまだだね。
邪霊に襲われる場面もあまり恐さは感じない(誰かがどうにかするだろうと思っちゃう)でも続きが気になるので次巻も読もうっと! -
謎がすこし解けてきて、だんだん面白さが加速してきた!新しい登場人物も増えて楽しい。怪異も今回は怖いのが揃ってて面白かった!第三弾が楽しみ!
サイン本 -
話全体としては面白かったし、好きな系統なんだけとやっぱり澪がイマイチ好きになれないんだよなぁ。妙に上から目線というか鼻につく。
でも好きな京都だし、つい読んでしまう