世間とズレちゃうのはしょうがない (PHP文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569903989

感想・レビュー・書評

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  • 『世間とズレちゃうのはしょうがない』(PHP研究所) - 著者:養老 孟司,伊集院 光 - 武田 砂鉄による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS(2021/02/05)
    https://allreviews.jp/review/5348

    養老孟司と伊集院光の初対談集が発売1週間で重版『世間とズレちゃうのはしょうがない』でユニーク処世訓を披露 | NEWSCAST(2020-10-26)
    https://newscast.jp/news/8375561

    世間とズレちゃうのはしょうがない | 養老 孟司著 伊集院 光著 | 書籍 | PHP研究所
    https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-90398-9
    (単行本)
    https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84318-6
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    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • タイトルの通り。
    世間とズレちゃう。最近よくそう強く思う。この生きづらさは死ぬまで続くのか、と。そんなとき書店でふとに手にしたのが本書。
    伊集院さんのお笑いや世間とのズレをここまで理路整然と自分のなかで納得させながら半ば怯えつつ、理論武装して世間や芸能界を渡ってきたのかとちょっと驚く。テレビで見ていて博識なところはなんとなく知っていたが、話を読むと凄く繊細な人柄が伝わってきた。
    かたや養老先生の飄々とした語り口に癒され、「思いつめてしまったら猫を見てください」という言葉に妙に納得した。
    "人間の世界はつい「ああしなきゃ、こうしなきゃ」となるけど、猫の顔を見てると「本当にそうなのかな。あれでも十分に生きてるよなぁ」となって、思い詰めているのが溶けちゃいます。”

    ああでもなくこうでもなくと頭で考えている、つまり意識中心の生活のなかで、自分の都合で好き勝手生きている生き物=猫を見ると、その存在によって人間の思念を相対化できる。
    私もたまに近所の猫を見ると心和んでいたが、その理由が解けたような気がした。

  • 解剖学者の養老孟司氏と元落語家の伊集院光氏の世間とのズレをテーマにした対談を元にした本。
    お二人の世間との独特の向き合い方・距離のとり方、かつ両者の世間とのズレに対する視線はある意味逆向きというのが面白い。視点の持ち方次第で、同じもの・ことも見え方が変わる。○でも✕でもない△的な見方で、人生を楽にするヒントとなる1冊。

  • 自分も養老先生とお話してみたくなります。

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著者プロフィール

養老 孟司(ようろう・たけし):1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

「2023年 『ヒトの幸福とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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