- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784572002082
作品紹介・あらすじ
いつも仲良しの友だちと今日は大げんか。もう口なんかきいてやるもんか、と思ったけれど、やっぱり気になって仕方がない。劇的な構成で子どもの心理を的確に描いています。ロングセラーです。
感想・レビュー・書評
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こどもあるあるが、モーリスセンダックさんの絵で楽しめる♪
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とっても仲良しの二人。でも、今日は大、大、大嫌いなのです。
見開きの、端と端で背をむけた二人。
肩をいからせ、口をとがらせ、体全体で怒っています。
二人の間の空白が、心の距離を感じさせます。
友達との時間が,心の全てを占める子供達にとっては、大事件です!
手のひらサイズの小さな絵本に、男の子の「けんかと仲直り」をモーリス・センダックが、シンプルな絵で描いています。けんかの理由は、きっと子供なりにあるのでしょう。でも、仲直りのきっかけは実にあっさりしています。「ねえ」、「なあに?」振り向いたらもう仲直り。大人には、とても真似出来ませんね。絵を見ながら、自分だけの「けんかと仲直り」のお話が出来る絵本です。
対象年齢4~5歳 -
ケンカしてもケンカしても だいきらいさと何度も言っても なかがいいんだね
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シンプルなセンダックの絵が素敵な、ちいさな真四角の絵本。
「ジェームスなんてだいきらいさ」と、何度も何度も、自分に言い聞かせるように言うジョンがとてもいじらしくてかわいいです。でも最後には、あっさりと仲直り。子どもって、こういう感じだよなぁと、うらやましくなります。
子どもがお友達とけんかをしたときに、こっそり読んであげられるといいな。 -
こども同士のけんかのいいところ。
怒った気持ちは抑えられない。
「絶対に言ってやるんだ!」
そう強気で出かけてゆくけど、
「もう友達じゃない」
言って去るとき、心に生まれる「何か」を
そのままにはしておけない・・・
しておかないのが、いいところ。 -
センダックが気に入った為、図書館で検索して借りた本
お友達との関係を描いた本なので、自分自身と重ねる部分があったよう
「くれよんをいっぽんもかしてくれないし」の部分で頷いていたり、
最後に仲直りをする場面ではいつもニコニコしながら聞いている、恐るべき絵本
返却後、今でも「ねぇジェームス なんだい ローラースケートやらない…」の仲直り部分を、独り言のように繰り返している
いい加減かって手元に置いておかなければ… -
3歳息子がハマった。
絵本のページを自分でめくって読んだり、保育園に持って行って先生に見せたりした。
図書館の本と買った本の2冊が家にあった時は、好きなページを二つ横に並べて観ていた。
朝パンを食べていた時に「『はたももってあるく」の旗みたいだね」とちぎった食パンをもって嬉しそうにしていた。
「かいじゅうたちのいるところ」で馴染みのモーリス・センダックさんの描く表情に引き込まれる。何度も繰り返し読みたい。
息子にも、ジェームズとジョンのように喧嘩してもすぐに仲直りできるお友達ができたらいいなぁ。 -
登録番号:0142043、請求記号:E/き
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センダックは大好き。なかなおりのきっかけが自然すぎるかな。