３びきのかわいいオオカミ

著者 : ユージーン・トリビザス こだまともこ

• 冨山房 (1994年5月18日発売)

感想・レビュー・書評

[fuji70さんの感想 · 2018年10月20日]

小学校の読み聞かせに使用。めちゃくちゃ受けた。

[じぃじさんの感想 · 2018年9月15日]

三匹の子豚のオマージュです。
ストーリーは大体同じなのですが、豚と狼の立場が逆転しています

　表紙にはかわいいおおかみが仲良くご飯をたべています。お揃いの青のギンガムチェックのランチョンマットから３匹の仲の良さがうかがわれます。ちょっと気の抜けたようなほわっとした表情のおおかみ達。物語だと悪者に書かれがちな彼らがこんな書かれ方をするのはおおかみ好きにとってはうれしいです。表紙をめくった場所に書かれている模様は、ティーポットとティーカップの絵柄。このティーセットはよほど大事なのか複数回の（強制的な）引っ越しの全てに持っていっています。よっぽど大事なのかしら。最後のページの絵でも出てくるので気がついたときはちょっとした発見をしたような気持になってふふふとなりました。
　この３匹のおおかみたちは毎回健気にお家をつくり続けます。別に怠けてるわけでも悪い事のなにもしていません。３匹仲良くつつましく暮らしてるだけなのに横暴な豚の理不尽な理由によって理不尽に家を壊されます。レンガの家は、ハンマーで。コンクリの家は、電気ドリルで。鉄の家は、なんとダイナマイトで！読みながら「おいおい、まじかよ」と思いながら笑ってしまいました。いや、ほんと、豚はどこからそんな物騒なものを仕入れてくるのでしょう。豚がいちゃもんつける口調な毎回同じような言葉の繰り返しのなで読み聞かせすると子供が面白がりそうです。最後のお家は、今までひたすら強度を求めた作りをしていたのですが、その方針をとりやめてまったく別のもので作ります。なんとお花のお家。とてもファンシーですね。（毎回のことですが、建築材料を他の動物におすそ分けしてもらうのですが、そのときのおおかみ達の表情がかわいいです。邪気のない笑顔。素敵。）お花の家は当たり前のことながら、強度のへったくれもありません。豚の息で吹き飛んでしまうようなしろものです。ですが、お家はとってもいいフローラルフレグランス。豚が家を吹き飛ばそうと息を吸い込むと胸いっぱいにとてもいい匂いでいっぱいになります。その匂いをいっぱい嗅いだ豚は改心して、おおかみを仲良くなって一緒に楽しく暮らすハッピーエンドです。個人的にはあんなに何回も家を破壊されて、その豚をゆるすおおかみたちは心がとても広いと思います。

[kazya2001さんの感想 · 2018年9月12日]

図書館より。

9分50秒程。なかなか面白い内容。高学年向けに、と思って借りてきたけどニヤリと出来るしいいかもね。

[junkotetuさんの感想 · 2018年7月7日]

「三匹のこぶた」の話しを思い出させる

[sachioさんの感想 · 2018年4月10日]

四年生のクラスに読み聞かせしました。
10分弱。
ユーモアを理解できる高学年におすすめ。

[keigo3813さんの感想 · 2018年3月3日]

一番に感じたのは時代の流れ。材料やら、草食系やら。それよりもなによりも、個人的には絵が可愛くて性格の可愛さまでもが伝わってくる優しさでした。それからケモノマニアには入りの文章にも心捕まれます。

[soraさんの感想 · 2018年2月14日]

悪いブタが衝撃！

[永遠ニ馨ルさんの感想 · 2018年2月10日]

わるいおおブタの悪党ぶりにびっくり！

３びきの子ブタの逆バージョンです。
ハンマー、電気ドリルにダイナマイト……なんてこったい。

強い力で押すと、より強い力で押し返されて、抜き差しならなくなるよって言われてるみたい。

心に花を咲かせましょう。

[hitomi-mamaさんの感想 · 2018年1月27日]

タイトル通り、、、ですが、風刺も効いていて、子どもだけでなく大人にもお勧めです。

[あやぴさんの感想 · 2018年1月19日]

「三びきのこぶた」の反対のお話です！