もうなかないよ、クリズラ

  • 冨山房
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本棚登録 : 59
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784572003812

作品紹介・あらすじ

がちょうのヨランテとかめのグリズラは大のなかよし。本をよんだり、スポーツしたりなんでもはなしあう、とびっきりのともだちです。ところがある日、クリズラのすがたがみえなくなってしまいました…「クリズラ、なんでいなくなっちゃったの?」。

感想・レビュー・書評

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  • がちょうのヨランテとかめのクリズラ(127さい)は大のなかよし。
    本を読んだり、スポーツしたり、旅行もいっしょに行く。
    なんでも話して朝まで一緒にいることも…

    ところがある日、クリズラの姿が見えなくなって、みんなに聞いても「クリズラがこのよをさるときがきたんだよ」と言うだけ。
    なんのとこかわかんないヨランテは一生懸命に探すけれど、どこにもいなくて。

    クリズラの夢を見たあとはもう泣かない…という。
    きっと心のなかには、いつまでもクリズラとの思い出が残っているから大丈夫なんだね。

    短い文で進んでいくので小さな子でもわかりやすい。



  • 亀さん、何処に行ってしまったのかな。もう127歳だったもんね。夢の中で会えるんだな〜

  • 《図書館》【再読】友達の亀のクリズラが、亡くなった。その死を克服までの話。時は、薬だね。

  • 死とその受容が描かれている絵本。

  • 大切な人との別れ「死」についてやさしく語りかける絵本。
    シンプルながら洗練されてかわいらしい絵と平易なことばで大切な人との死を徐々に受け入れていく様子がせつなく、しずかな気持ちになる。
    落ち葉の季節に読むとより心に響くと思う。

  • 絵のやさしさが、何だか悲しみをやわらげてくれそうな。

  • がちょうのヨランテのようにはいられないだろうな。さみしい。

  • 切ない!ヨランテは人?との別離が概念としてありません。
    あんなに仲良しだったクリズラ…。
    ただ、最後のオチがシックリ来ませんでした。
    もっと、ハングリーさを見せつけて欲しかった。その方が健気です。
    変な美徳は何だか違う気がしました。

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