パリジェンヌのノートのつくり方

制作 : エディシォン ドゥ パリ 
  • エディシォン・ドゥ・パリ
3.66
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本棚登録 : 189
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (107ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784573012356

感想・レビュー・書評

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  • 最近の趣味は「おかたづけ」です。

    もう、趣味にして楽しまないことには、やっていられない気がしてきました。部屋からあふれる物品の代表格は、「まだ使用開始していないノート達」です。
    一冊使いきるのに、私の場合結構時間がかかります。その上、素敵な紙のノートとの出会いがここ数年多かったので、”買ってみたい、使いたい!”という衝動を抑えきれずに、何冊もストックしてしまいました。

    でもそれじゃいけないと。
    活用してなんぼのもんじゃい!(←誰?)と思い直し、思い切って在庫を徹底活用することにいたしました。
    そんな訳で、しばらく、新しいノート類は買いませんので!

    と、強気に宣言したところで、本棚より取り出しましたるは「パリジェンヌのノートのつくり方 」という本。

    こちらは、クリエイターを中心としたパリジェンヌのみなさま方が、自由な発想と色づかいでノートにスクラップやコラージュを施している事例が拝見できる本です。

    中学の美術の時間で「その色合わせで来たかね」と担当の先生にため息つかれて以来、私は色彩センスに自信がなく、最近は(属性的には)大人になったこともあり、地味色を好む傾向があります。

    なので、あまり、ノートづくりにもとりどりに色彩を活用するということも得意ではないし、思いつかないのですが、パリジェンヌのノートを見ていると、その自由な発想と色づかいがとっても新鮮で、カラフルに楽しむのっていいなあ、といろいろ自分も試してみたくなるのです。

    この本に登場するパリジェンヌは、自室でインタビューに答えているのですが、背後に写り込むその部屋づくりは、とても興味深いものがあります。白でまとめた部屋なのに、突然の黄色いソファーが普通に馴染んでいたり、壁がセルリアンブルーだったりして、でもそれもおかしくなくて、といった感じに意表を突かれるインテリアが覗き見できるのも、この本の楽しいところだと思います。
    日本人には(というか、自分には)なかなかできない発想で、へぇ~と感心することしきりです。

    紹介されている、手書き感満載のパリジェンヌ特製のノートは、当然、フランス語で書き込まれているので、日本語民族からすると、それ自体がおしゃれなデザイン要素に見えてしまいますが、きっと、私たちがノートや手帳に書き込んでいる「ごっちゃりしたこと」なんだろなあ。目を凝らして写真を覗き込んでみる。なんとなくはわかりますよ、大学では3年もフランス語を勉強したのですから・・・

    パリジェンヌさんひとりひとりのページには、ノートづくりに活用している文房具の紹介写真もあって、実はそれが一番たのしかったりします。
    特に、バゲット型のボールペンの見た目の完成度にかなりやられました。愛用しているご本人によると、「手触りもとても良い」のだとか!
    ど、どんななんだろう!次にパリに行ったら絶対探したい!

    後ろのページには、パリの文房具屋さんガイドが載っています。マレ地区の学童文具屋さんも相当に魅惑的ですし、ポン・ルイ・フィリップ通り、通称「文房具通り」と呼ばれる地区まであるなんて!

    うーん、結局こうやって、いろんな文房具に会いに行きたくなってしまうのね。この文章冒頭の、「無駄をはぶいてすっきり暮らし」なマインドはどこへ行ったのか!

    マイル貯まってるからなあ。お休みさえ確保できればなあ。・・・・と、スケジュール帳と地図をのぞきながら、ちょっとだけよこしまなことを考えているのでした。

    【2010.6.3 Blogより。】

  • カラフルでポップでカワイイ。スクラップブックを上手に作る人、色々な素材を使ったコラージュで楽しいノート。眺めているだけで楽しい本。

  • 110326*読了

    とにかくかわいい!の一言。
    パリジェンヌのノートはカラフルで素材もなんでもあり!キッチュだったり、アートだったり、レトロだったり、個性がたっぷり!
    ホッチキスでバチバチと、布や写真なんかを留めているのもステキ!
    クリエイターならではのノート使い。
    普通の学生さんやクリエイター職以外のパリジェンヌも、こんな風にノートを作るのかが気になるところ。
    見ているだけで、ハッピーな気持ちになれました。
    わたしもノート作ろうっと!パリジェンヌのように大胆に!
    インテリアもかわいすぎる。カラフルな壁ってフランスのお部屋の特徴だと思う。雑貨もいちいちかわいい。
    ああ、パリに住んでみたい。パリジェンヌになりたーい!
    今、一番行きたいのはパリ!

  • さすがって言う感じです。

    ノートがもう、一つのアートになってますよ!
    どこの国にもおしゃれでアートな人はたくさんいるけど、
    ホントこれはパリジェンヌのノートw

    もともとノート作りが好きな私としては、
    参考になります!

  • センス溢れるパリジェンヌの個人ノートが紹介されてます。最近mi○oriトラベルノートも売れているようだし、ノート作りは楽しい。ちなみにお部屋のインテリアも垣間見れます。プロのデザイナーさんたちのものだけでなく一般の女の子のノートもあればなおよかった。

  • 全体的におしゃれ~な、パリ~な感じ。かわいーい!!
    でも…センスが高度すぎて真似できない!!一部を取り入れることすら=3
    後半のショップの案内は、パリに行くことが決まったらぜひ活用したい♪

  • デザイン系の人々っていうのもあると思いますが芸術の都なだけあってやっぱりお洒落です。ノート好きとしてはかなりときめく。

  • かわいいけど、フランス語だからかわいいんだよね。きっと。

  • 存在自体がオシャレに感じるパリジェンヌ♪
    そんな彼女達が、人目に触れる事がほとんどない、個人的なノートを
    ココまですてきに作り上げてるなんて!!

    まねしたい。。。でも、できない。
    眺めてるだけでウットリです。

  • お仕事の参考に。

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