東京闇市興亡史 (ふたばらいふ新書 24)

制作 : 猪野 健治 

• 双葉社 (1999年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

闇市とは結局、何だったのか。私は解放区だと考えている。闇市においては国籍、階級、身分、出身、学歴等は一切問われなかった。華族もヤクザも軍人も被差別窮民も解放国民も同格であり、路上に一枚のゴザを敷いて貧しい品物を売っていた。

感想・レビュー・書評

[pumpkin000さんの感想 · 2022年12月25日]

戦後の日常を知りたくて、本書を手に取った。今では多くが語られない状況を知ることができる。配給の制度や、闇市に流れた理由、パンパンの実態や社会の受け入れ方、残飯シチューやコンドーム、第三国人（朝鮮人、台湾人）、ヤクザなど。非常に興味深く読ませてもらった。なお、筆者がさまざまで、プロの文筆家ではないせいか、読みにくい感がある。

[titowg7さんの感想 · 2016年10月28日]

新書文庫

[梓さんの感想 · 2008年6月7日]

絶版

[アンさんの感想 · 2006年10月16日]

すっごい欲しい…読みたい。９９年発行だけどすでに絶版で古本が５２００円↑に高騰してるしー絶版というよりも１回しか刷ってないんだろうなぁ…ひっそりと少数刷ってひっそりと店頭から姿を…是非とも再販してもらわねば。