- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575234077
感想・レビュー・書評
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自分には合わない感じ。
最初から最後まで「豆腐」と称される遺跡のようなものがある場所のそばでその中で人が消えるという伝説について進む話し。
非現実なものをどのように結ぶのか少々退屈なのを我慢しながら読んでいたが、まあ納得かなという最後の種明かしのもう一つ最後にモヤモヤ感の残るラスト。
ファンタジーなのかリアルなのか…まあ好き嫌いかな。 -
人が消失する遺跡、そのメカニズムを探る安楽椅子探偵として、学生時代の同級生恵弥に雇われた満。やがてひとつの仮設に辿り着くが…。 恵弥のキャラがすごく好き、だったんだけど、後半部分の真相にいささかがっかり。ロマンチックな任務だと思ってたのになあ。中盤までは読み進めるのをやめられないくらいの勢いがあった。でっかい文字のところ、超怖かった!最後に手を振っていたのは恵弥とスコットとセリムかな。生きていたのであればいいのだけれど。
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もやもやっっ!!そして怖い!!でも、そこがいい!!非日常の世界に迷い込んだよう。謎とか、世界の秘密といったものに心惹かれるタイプなので、こういう、自分の手が届かないところでなにか壮大なことが行われているという物語はとてもタイプ。
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人が突然消える・・。そんなスポットがあったら私なら絶対近付かない(笑)。
果たしてそれは人智ではどうにもできない神秘な力なのか、それともどんなトリックがあるのか。謎の解明にわくわくしました。
恩田さんはこういう不可思議なモノが得意な、好きな作家さんなのかしら?
神原恵弥シリーズ最初の作品ということですが、この作品だけでは恵弥が何者なのかは分からないですねぇ。 -
アジアの西の果てのある国に、昔からある「存在しない場所」「有り得ぬ場所」と呼ばれる遺跡。それは謎の植物に守られるように丘の上に建っている。細い通路が曲がりくねったその中に入ると、瞬時に人が消えるという言い伝えが残されていて、その調査に向かった恵弥(めぐみ・男性)達4人。読むごとに、背中がどんどんゾワゾワしていきました。ミステリーというより、SFかホラーかといった雰囲気でした。とくに、「めぐみぃー」が最高に怖かった!恵弥のオネエ言葉に慣れるのに大変でしたが、続編もぜひ読みたいです!
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【再読】シリーズ最新刊が届くまでにおさらい。
ずいぶん前に読んだので、ちゃんと覚えていなかったけれど、盛り上がって盛り上がっての、最後のひゅるっとしりつぼみ感はやはりこの頃も一緒かぁ、と再認識もしました。いや、いいんです、これで。
2015/8/11読了