- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575242355
感想・レビュー・書評
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ITスタートアップのオフィスに来た家政婦が毎回美味しい食事を作る蘊蓄の話かと思ったら、意外な方向に展開。表紙の絵にダマされた。人間関係や背景の唐突さが作り過ぎ感があるが。
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食事をすることってただ食べるだけでなく、どう食べるか、誰と食べるかで全然違うものになるとしみじみ思いました。
食べること、大切にしたいと改めて思いました。 -
ごはんの描写がおいしそうだった
しかし、ごはんを通じたほっこり系だと思って読むと、どんどんミステリー要素が出てきて困惑する。内容自体は面白かったはずなのだが、そのテンションの佐にやられたのて星は低めにしておきます。
社会の構図が小さくまとめられているようなはなしだった。わたしにはまだ想像力がたりなく理解ができない内容があったが、人の執着・嫉妬・恋慕は世の中を複雑にしているのだと読んでいて感じた -
ランチ酒を読んだことがあったので温かなほのぼのした作品だと思いきや、ラストでひっくり返されましたね、、、
また期間をあけて読みたい作品です。 -
美味しい料理で疲れた人を癒すほのぼの系の物語か思いきや、、、!
ひっくり返されました -
起業した学生時代からの仲間たちの物語。家政婦として雇われた女性が作る丁寧な家庭料理が出てきて、おいしそうな描写で物語はすすんでいく。
食を通して、仲間のそれぞれの生き方について描かれているのかと思っていた。最終章で今までのほっこりお料理ストーリーから一転する。
読み応えある1冊だった。
丁寧な暮らし、が流行っているけど。この本にある出汁をとって具沢山の食事をする、掃除や洗濯で人の心の変化があることがわかった。
丁寧な暮らし、しようと思える。 -
クールだわ、筧みのりさん。こういう人、惹かれる。愛想ないって、いやいや結構社交性ありでしょ。物言いはともかく、社員それぞれに寄り添い、会話も弾んでるし。なんたって、紹介される料理が活字で眺めてても美味しそう。コスパをしっかり意識する中で、馴染みの料理であるのに一工夫あり。ところで、『ぐらんま』の連中はいかがなものか。柿枝は最後までクズ役だし、田中に桃田に胡雪、そして伊丹も冴えんぞ。いや、最初はどうあれ、筧の料理、さらには人間味が彼らを成長させ、ひいては会社をいい方向に変えていく、単純にそんな話でいいのに。
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料理の描写が美味しそうだったけど、意外と重い内容で、ほっこりハートフルストーリーだと思って読んでいたからじんわりと後味が悪い感じで終わってしまった…
(先入観ヨクナイ) -
もっと軽い美味しそうな料理が出てくる話を想像していたら予想以上に重い話でびっくりした。
とは言え読みごたえがあり面白かったです。