どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。(2) (Mノベルスf)

  • 双葉社
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本棚登録 : 106
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575242584

作品紹介・あらすじ

片思い相手だった王宮騎士のハリージュに、惚れ薬を依頼されたことで、彼と心を通わせることができた魔女ロゼ。それだけでも嬉しいのに、ハリージュの婚約者として彼と一緒に住むことに!?毎日会うハリージュにときめきの止まらないロゼだが、そんな彼女の元に、『魔女の弟子になりたい』という少女がやってきて…?引きこもりだった魔女と、真面目で上から目線な騎士の、惚れ薬から始まった恋のおはなし。

感想・レビュー・書評

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  • 今回も、最高でした。

    前回よりもコメディー色が若干濃くなっていて、何度も笑いながら読んでしまいました!
    ハリージュ一人だけじゃなく、色んな人間に囲まれてドタバタ元気に奮闘するロゼの姿がとても可愛かったです。

    お嫁に行くロゼにかけたティエンの言葉にうるっとさせられ、魔女のロゼの事が大好きなあまりとんでもない事をしでかしてしまったルゥルゥの罪をロゼが代わりに被る所のかっこよさに天を仰ぎ…と恋愛以外のシーンも激アツで読んでいて胸がいっぱいになりました。

    あと、
    「ロゼは魔女だ。魔女は嘘をつけない。
     だからハリージュは信じてくれた。これまでロゼが抱えていた弱点を、ハリージュは長所にしてくれた。」
    この台詞大好きです。
    前巻と続けて読んだ時のカタルシスが凄い。
    推しcpは色々いますが、ハリージュほど互いが置かれている状況や立場の違いについて深く考察し、相手に寄り添い、言葉を尽くした男性キャラは見た事ないかもしれません。
    本当に期待を裏切らない男です。

    もっとロゼの、ハリージュとロゼ二人の(あと出来ればロゼとルゥルゥとの師弟関係とかも…)続きを見守りたかったですが取り敢えず結婚おめでとうございます!!
    これからもずっと幸せに暮らして欲しいです!!

  • ロゼのことを絶対に手放したくない。と思っているハリージュ。でもその気持ちがイマイチ、ロゼに伝わっていないのがもどかしい。魔女として差別されてきたことが原因なのかな?と思うと、悲しくなるし。
    人とあまり関わらないで暮らしてきたロゼとハリージュの常識の違いと、それに戸惑う2人は楽しいので、もっと見ていたくなる。ロゼに対する偏見はすぐにはなくならないだろうけど、ハリージュと一緒なら大丈夫かな。と思えたのは嬉しかった。

  • おとぎ話を読んだような読後感。
    湖の善き魔女ロゼが、片想い相手の騎士ハリージュと心を通じ合わせてからの物語。
    ロゼが魔女であるということをとても大事にして描かれた印象で、単なる恋愛小説ではなく、やっぱりおとぎ話を読んだような心地になりました。
    ちょっぴり残念なのは、ここでおしまい、ということ。
    個人的には、弟子のその後が読んでみたいなぁ。

  • 2巻も何回か再読済。こちらももっとイチャコラしてくれ!と思うが、1巻と同じでこの塩梅が良いのかもとも思う。しかし王子がイラッとする。報いは受けたのでスカッとしたが、もっとやってもよかったのでは?と思わなくもない。無実の罪で腹パン食らったんだから。

  • ハリージュの家に住まうこととなった魔女ロゼ。ハリージュとの関係は……。六つ花さんは、家族との関係が泣かせる。好きだ。ハリージュの外見へのロゼのこだわりが楽しい。おすすめです。

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著者プロフィール

九州在住。2013年頃よりWEB小説を投稿しはじめる。2015年、『泣き虫ポチ』にて出版デビュー。

「2019年 『異世界大家さんの下宿屋事情』 で使われていた紹介文から引用しています。」

六つ花えいこの作品

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