赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 399
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575242898

感想・レビュー・書評

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  • 日本昔ばなしの方よりこちらを推します◎

    赤ずきんが旅の途中に出くわす殺人事件を推理・解決するストーリー。ブラックな感じは原作の雰囲気にマッチしてますね。

    特にヘンゼルは相当な悪…。

    「甘い密室の崩壊」と「少女よ、野望のマッチを灯せ」は秀逸なタイトル!

    最終話「少女よ〜」のエレンを狂わせた元凶って、例の男の子の天使ですよね。堕天しそう(笑

  • おすすめされて読みましたが、とてもおもしろかったです。
    読みやすく、スイスイと一気に読めました。
    えっ、あの童話の方々、本当はこんな人だったの…(笑)という気持ちで楽しく読めて、さらに痛快に解かれていく犯罪のトリックなどの謎。
    あー面白かった!

  • この題材にした着眼点が面白い。そもそも元になっている童話を知らないと話にならないが...。

  • ⭕️

  • みんなが知っている題材なだけに、非常に馴染みが深く、
    また一話一話の話の区切りがあるので、読みやすい作品。

    むかしむかしあるところに…で知られる前作と同じように、
    あの愛らしい童話の主人公たちが、どろどろとした人間の本質を剥き出しにした腹黒い人物像に…笑。
    アンデルセンが書いた童話の元になった人々が居たとしたら、実際は青柳氏が描いた人物像に近いのかもしれないけれど。

    ミステリー小説としても、トリックや伏線などを効果的に散りばめ、楽しめる一冊。

    あー、でも、童話のイメージが崩れ去っていった…笑

  • 第一章と最終章は分かりやすく面白かった。

  • 童話パロディ。最後少し飽きてしまいました。

  • 馴染み深い童話の主人公たちが紡ぐ、裏話ミステリーといった感じ。実は童話の裏にこんな出来事も本当にあったりして…!?と思える楽しさがありました。

  • 本当は怖いグリム童話みたいで中々面白かった。
    伏線回収というか、全て繋がっているのも読みごえがあった。

  • 童話とミステリーが自然と繋げられてて
    あーこんなバージョンの赤ずきんちゃんも面白いなあって思いながらサクサク読めた。

    もしかしたら、童話の世界にも実はこんな1面を持った
    赤ずきんちゃんとかマッチ売りの少女が居るかもしれんって想像して読むと、新しい童話の世界に入れた感じがして楽しかった!
    でもこんなに腹黒いマッチ売りの少女はちょっと嫌!笑

    それにしても赤ずきんちゃん賢かったなあ、、

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著者プロフィール

1980年千葉県生まれ。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回講談社birth小説部門を受賞しデビュー。「ブタカン」「西川麻子」「猫河原家の人びと」などシリーズ多数。2019年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が各ミステリーランキングや書店年間ランキングにランクインし、本屋大賞にもノミネートされた。

「2023年 『あかがみんは脱出できない(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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