- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575243253
作品紹介・あらすじ
1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く青春小説の傑作。
感想・レビュー・書評
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夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。生徒の名にちなんで「コーシロー」と名付けられ、その後、ともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら……。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の友情や恋、逡巡や決意をみずみずしく描く。(ブックデータベースより)2021年本屋大賞第3位
話題の小説にアンテナを張っている日高さんです。
犬の目を借りての本書と手つかずな自然を表現した『ザリガニの鳴くところ』の二作を紹介してくれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本屋大賞第3位
ハードルが高かったのか、
私の年齢が青春小説についていけないのか、
ちょっと期待していた感じまではいかずに読了
ただ舞台が近いこともあり親近感もわき
中でもF1の章は『ザ.青春』て感じで良かった
全く興味はなかったが、
昔私も観に行ったことがあるから
駐車場からひたすら歩いたことと
そのレースで事故があったことしか覚えてない
それからも興味は湧かなかったけど
男子がそこまでして観たいものなんだと
いうことがわかった
ちょっとスタンドバイミーっぽかったな
最終章しっかり回収されてたのと
書店員さんの解説が良かった
自分の母校がモデルなんてきっと嬉しいよね
そういえば
私の母校が撮影に使われた
映画が公開されるらしい
同窓会…一回も行ってないな
私の青春に深く関わってくれた人たちは
早くして亡くなってしまった泣
さぁ次は
平野啓一郎さんにお初にお目にかかりますぞ
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いい小説なんだろうけど時代が織り込んであるのが自分にはしんどいのでありました
その空気感がダメです
いろいろ悪い事を思い出しそうだったので飛ばし読みしてます
自分には辛い内容もあったが何とか読み終えた
時を感じさせる素晴らしさで大人には感涙ものなんでしょうね -
高校生の生活の中からの視点で描かれる淡い生真面目な恋、なんともしがたい環境、性の問題、老い、生と死、災害、人間関係、様々な課題に様々に立ち向かう人間たち。嫌な人間も描きつつ、しかし、いつも我慢してるから、こんな時に文句がいっぱいでてくるんだ。許してね、みたいな場面もあり、なんとも温かい。 ほのかな恋ごころ、フワッとして、暖かくなる。また読みたくなるいい作品だった。
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2.4
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別れと旅立ちの切なさと不安きらきらした希望。
過ぎ去った日のきもちや感覚を再体験しているよう。 -
コーシローの一生を通して、各世代の人生が繋がってゆく壮大で温かな物語だった。
巧みで美しい表現で様々な人の人生を瑞々しく描いており、一気に読んでしまった。言葉や文字では表せない満足感が得られた。リアルでは犬が苦手な自分だが、不思議とコーシローは可愛く見えてくるのだから、著者の力量が凄い。 -
マメム様よりご紹介いただいた2冊目。
高校で拾われて育てられることになった犬のコーシロー。お世話する「コーシローの会」面々の各世代ごとの物語。
各世代を繋ぐ大事な役目のコーシロー、メインではないですが、なんと人語を理解し、感情を匂いで感じとります!でも犬なので何もできません笑
各章ごと青春の物語、凄いステキなお話ばかりで温かい優しい気持ちになれます(*≧∀≦*)
マメム様、スゴイ素敵なお話をご紹介ありがとーゴザイマシタ!
面白かったです٩(^‿^)۶
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マメムさん
こんにちは!とても楽しく読みました。
また、機会あればご紹介いただけると嬉しいです!マメムさん
こんにちは!とても楽しく読みました。
また、機会あればご紹介いただけると嬉しいです!2024/03/16 -
あかぴさん、お返事ありがとうございます。
「人語を理解する犬」をキーワードに、知念実希人さんの『優しい死神の飼い方』をオススメしてみます^_...あかぴさん、お返事ありがとうございます。
「人語を理解する犬」をキーワードに、知念実希人さんの『優しい死神の飼い方』をオススメしてみます^_^2024/03/16 -
2024/03/16
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