- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575511000
感想・レビュー・書評
-
アベレージ高くて面白いですねぇ
真相
18番ホール
この2つが特に良かったです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
5つの短編集。
メインタイトルにもなった
【真相】が個人的には一番。
他の作品も様々な真相があり、
さすが、横山さんという感じ。
-
真相の後ろ側にある真実。
哀しみと少しの希望と。 -
読むのは二回目ですが、ページをめくる手が止まりませんでした。短編ですが、読み応え有り。
-
この方の作品には一抹の希望を感じられる
-
横山秀夫さんといえば警察や記者が主人公のイメージが強いので、こういうサスペンス調の短編もあるのかと新鮮だった。
1枚1枚めくれていく真実にドキドキする「真相」、現実と夢との境が曖昧な「不眠」が気になった。 -
あなたの求めている真実が
いつも白く正しいとは限らない
@TRICK第7話
-
切なくもあり、怖くもある短編集。
真実を知ることが幸せだとは限らないものだな、と
思いました。 -
「犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある…」(本の帯の著者の言葉より)
事件の真相は時に残酷な真実をつきつける
そんな5つの短編集
「真相」
息子を殺された父親が知る息子の「素顔」とは…
「18番ホール」
レジャー施設の建設、産業廃棄物のごみ置き場設置などで揺れる過疎の村の村長選挙に立候補した男。どうしても勝たなければならなかった理由があり…
「不眠」
リストラされた男が目撃した不審な車。近所で起こった殺人事件の真相とは…
「花輪の海」
学生時代、空手クラブ内で起こった事故死。リンチのような先輩の執拗なしごきの末に起こったのは…
「他人の家」
出来心で犯罪を起こした男。しかし出所後も犯罪者ということで世間からは冷たい仕打ちを受け…。そんななか、手を差し伸べてくれたのは…
どの作品もおもしろかった!!
犯罪の裏に隠された人間の心の闇と慟哭と葛藤
事件は解決しても
のしかかる苦く重く皮肉な真相
ラストの「やられた~!」感は
さすが横山秀夫先生だわ~!