真相 (双葉文庫 よ 15-1)

著者 :
  • 双葉社
3.47
  • (100)
  • (410)
  • (605)
  • (47)
  • (8)
本棚登録 : 2993
感想 : 306
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575511000

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アベレージ高くて面白いですねぇ
    真相
    18番ホール
    この2つが特に良かったです

  • 5つの短編集。
    メインタイトルにもなった
    【真相】が個人的には一番。

    他の作品も様々な真相があり、
    さすが、横山さんという感じ。

  • 真相の後ろ側にある真実。
    哀しみと少しの希望と。

  • 読むのは二回目ですが、ページをめくる手が止まりませんでした。短編ですが、読み応え有り。

  • この方の作品には一抹の希望を感じられる

  • 横山秀夫さんといえば警察や記者が主人公のイメージが強いので、こういうサスペンス調の短編もあるのかと新鮮だった。
    1枚1枚めくれていく真実にドキドキする「真相」、現実と夢との境が曖昧な「不眠」が気になった。

  • あなたの求めている真実が
    いつも白く正しいとは限らない
    @TRICK第7話

  • 「真相」は昔、息子を殺された父親が、犯人逮捕の知らせを受けて喜ぶが、そこに隠されていたのは息子の知りたくなかった姿だったーーーという一見ものすごい悲劇なんだけど、ラスト夫婦の絆に唯一癒されるというストーリー。すんごいうまい。短編にここまで魅力を詰められるとは…。

  • 切なくもあり、怖くもある短編集。

    真実を知ることが幸せだとは限らないものだな、と
    思いました。

  • 「犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある…」(本の帯の著者の言葉より)

    事件の真相は時に残酷な真実をつきつける
    そんな5つの短編集

    「真相」
    息子を殺された父親が知る息子の「素顔」とは…

    「18番ホール」
    レジャー施設の建設、産業廃棄物のごみ置き場設置などで揺れる過疎の村の村長選挙に立候補した男。どうしても勝たなければならなかった理由があり…

    「不眠」
    リストラされた男が目撃した不審な車。近所で起こった殺人事件の真相とは…

    「花輪の海」
    学生時代、空手クラブ内で起こった事故死。リンチのような先輩の執拗なしごきの末に起こったのは…

    「他人の家」
    出来心で犯罪を起こした男。しかし出所後も犯罪者ということで世間からは冷たい仕打ちを受け…。そんななか、手を差し伸べてくれたのは…

    どの作品もおもしろかった!!
    犯罪の裏に隠された人間の心の闇と慟哭と葛藤
    事件は解決しても
    のしかかる苦く重く皮肉な真相

    ラストの「やられた~!」感は
    さすが横山秀夫先生だわ~!

全306件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1957年東京生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、1998年「陰の季節」で松本清張賞を受賞し、デビュー。2000年、第2作「動機」で、日本推理作家協会賞を受賞。2002年、『半落ち』が各ベストテンの1位を獲得、ベストセラーとなる。その後、『顔』、『クライマーズ・ハイ』、『看守眼』『臨場』『深追い』など、立て続けに話題作を刊行。7年の空白を経て、2012年『64』を刊行し、「このミステリーがすごい!」「週刊文春」などミステリーベストテンの1位に。そして、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞(翻訳部門)の最終候補5作に選出される。また、ドイツ・ミステリー大賞海外部門第1位にも選ばれ、国際的な評価も高い。他の著書に、『真相』『影踏み』『震度ゼロ』『ルパンの消息』『ノースライト』など多数。

横山秀夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
宮部みゆき
伊坂 幸太郎
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×