少年時代 (双葉文庫 い 42-1)

著者 : 池永陽

• 双葉社 (2009年5月14日発売)

感想・レビュー・書評

[ブルーバードさんの感想 · 2016年1月18日]

中学生が主役の話なのに、内容が昼ドラばりにドロドロしてる…

でも、郡上八幡は何度も行った思い出の場所なのでまた行きたくなりました。

[makoyanさんの感想 · 2012年6月3日]

少年が大人になって行く過程で友情、家族愛、恋愛などさまざまな状況を経験していく。

[sorairokujiraさんの感想 · 2011年12月23日]

さえざえと澄み渡った作品だと思った。
少年期独特のヒリヒリするような緊張感が全体を包んでいた。

[NAUGHTYさんの感想 · 2011年11月27日]

岐阜県郡上八幡が舞台。橋から飛び降りる勇気、応援した。そして悲しい結末。

[つじよしさんの感想 · 2011年7月4日]

20110704読了
＃岐阜県

[rierieriさんの感想 · 2011年6月19日]

ドラマを少しだけ観て、この本を読んだ。
最後、大倉先生とお姉さんが心中した場面、「何で死ぬんやーー」と思って泣いた。 ドラマは心中することなく終わったので、まさかこんな結末になるとは思わず…。それを乗り越えて飛び込めた主人公は凄く成長して、大人になったんだな、と思った。
.

[熱血虎党さんの感想 · 2009年11月27日]

2009.11.26大学生協にて購入。

[jyurunaさんの感想 · 2009年10月12日]

２００９年６月に放映されたドラマ編でも泣けましたが、

原作版の方はもっと悲しい結末で涙が止まりませんでした。。。

又、登場人物の方もドラマ編より人数が多いです。。。

深く考えさせられた１冊でした。。。（号泣）

ドラマ編とは１部違うお話なので原作版の方も御薦めの１冊です。。。

[こばやしさんの感想 · 2009年7月26日]

岐阜県郡上八幡を舞台に少年の心の成長を描いたものがたり。

「いつまでが子供でいつからが大人なの？」という疑問に苦しみながら、周りとの距離感がうまくとれない主人公の良平。

郡上八幡では｢橋から飛び降りること｣でイニシエーションできるという慣習がある。飛び降りられたとき、一人前の大人になれるということだ。
しかし周りが小学生のうちにその儀式を達成していくなか中学生になっても良平は飛ぶことができない。
そこに大人になるということは何なのか、という葛藤が存在する。
けっして青春ど真ん中さっぱり系の話ではない。

自分にもあったような、いまだ抱え込んでいるような、そんなことをもう一度考えさせてくれる作品だ。

橋から飛ぶのは勇気があればいい、でも大人になるのはそういうことじゃないなと個人的には感じた。

[メジさんの感想 · 2009年7月5日]

6月にドラマ化された池永陽の小説。
中１の多感な少年時代を描いた小説なのだが、最後は悲しい出来事が幾つか・・。
そして主人公は少し大人になっていく。


ドラマではなかなかこの小説の世界が描ききれてなかったかな。
最後の展開もちょっと違ったし。


以前読んだ池永氏の「ゆらゆら橋から」という短編小説があったが、何だか似ている作品。
「ゆらゆら・・」のイメージを拡大して再び書いた小説だったのかもしれない。

著者プロフィール

1998 年「走るジイサン」で第11 回小説すばる新人賞受賞。2002 年「コンビニ・ララバイ」で注目を集める。06 年「雲を斬る」で第12 回中山義秀文学賞受賞。その他著書多数。

「2021年 『おっさんたちの黄昏商店街　それぞれの恋路』 で使われていた紹介文から引用しています。」