- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575514315
感想・レビュー・書評
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マンガと対になるストーリーです
もう一回マンガを読み返そうと思います
何回読んでもボロ泣きですねえ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原作を読んでいたので本作も読んでみた。
お父さんは優しいところもあるけど少し不器用な人。その少し不器用なところが命取りになったのかもしれない。お母さんが何度も送っていたサイン。ちゃんと受け取ってあげてほしかったな。そして持病があるなら生活保護を受けるという手段もあったのでは…。そしたらお父さんもハッピーも生きていられたのにと思ってしまう。読後に悲しくなる作品です。
個人的には原作の方が好きです。そして今更なんですが作者が「ナマケモノが見てた」の方だと知って驚きました。 -
映画のノベライズ版。
北海道が舞台ってことで読みました。
話は正直ちょっと安っぽいな、って思ってしまった。
もしかしたら映画で見たほうが楽しめる作品なのかもしれない。
でもやっぱり、おじさんはかわいそうだったな。
みんなめでたくハッピーエンド、ってわけじゃない。少しつねった程度の切なさが残るお話だった。 -
秋田犬ハッピーの健気さが涙を誘う。でも、飼い主のほうは情けないというか、なんというか。足跡をたどる二人は、断片的でしかなかったであろう情報からどこまで人となりをつかめたのだろうか。
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何度も読んだ。
映画も観た上で、そのあとも読んだ。
何度読んでも飽きない内容だと思います。
読み終わって、期間が空いてるからもう一度読み直そうかな -
Amazonから引用。
夏―。とある山中に放置されたワゴン車から、身元不明の中年男性と白い犬の遺体が発見された。男の遺体は死後半年経過、犬は死んで間もなかった。市役所勤務の奥津京介は、偶然出会った少女・有希とともに、死んだ男とその飼い犬・ハッピーの足取りを追う旅に出る。男とハッピーの旅は東京から北海道へ続いていた―。感動作『星守る犬』映画脚本ノベライズ版。
以前映画を観たが内容を忘れてしまったので復習も兼ねて読んだ。
おじさんは、家族ともっと向き合っていればこんなことにはならなくて済んだと思う。
"いて当たり前"の存在などなく、自分の一番身近な人こそ日々真剣に向き合うことの大切さを改めて教えてもらった。
ただ、ハッピーだけでも、あのカフェで犬生を全うして欲しかった。。。
ハッピーにとって大好きな飼い主のそばにいられることほど幸せなことはないのだろうけど、色々と考えさせられる。 -
さくっと読めてしまいました
短い映画だったのかな?
それはともかく
森の中で見つかった遺体の調査の話
役所の人が見つかったレシートをもとに
足取りをたどりながら話が展開する
ボリュームはないながら内容はそれなりに
あったと思います -
原作の漫画本読みたいのに売ってない!
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文章が分かりやすいので情景が浮かびサクッと読めました。
現代の忠犬ハチ公のような感じかな。
人生に不器用な中年男と飼い犬ハッピーとの絆。
自分も犬を飼ってるからハッピーの気持ちが突き刺さり、最後には号泣してしまいました。 -
「星守る犬」、最初、原田マハさんの小説で、次に原作者、村上たかしさんのコミック2冊、そして今日、映画ノベライズの本を読みました。何度読んでも、涙、涙です。犬と一緒に旅を続けた中年男性、主人の死を理解できずに(?)寄り添い続けた犬。ーーーハッピーは死ぬまでお父さんのそばを離れなかった。お父さんが死んで、半年間ずっとここで生きていた。どこにでも行けたはず。町に行けばエサはある。でも、ここに帰ってきた。もしかすると、お父さんが元気に笑って起き上がるのをずっと待っていたのかもしれない。ーーー