- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575514834
感想・レビュー・書評
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因果応報
これから先この少女2人はどうなるのだろう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読むのは2作品目の湊かなえさん作品。
誰の描写なのか、始めは難しいと感じていましたが、読み始めたらあっという間。終盤のハッとする展開に一気に引き込まれてしまいました。
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色々な人が出てきて最後に繋がった時の衝撃!一人称の使い分け位で語り手が変わるのは読みにくかったが、最後の解説を読んで再読。解説を読んで、読み返したくなったのは初めてかもしれない。
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本自体が薄かったのですぐに読めた。
視点が2つ(3つ)となって書かれているが、全く混乱しなかった。
「え!この人って……!」という風に繋がりが見えた時すごい楽しかった。
とても心の距離が離れて見えた彼女たちの物語が最後収束したのでさすが湊かなえさんだなあと。
面白かった。 -
圧巻の伏線回収の連続。
無意識に互いを考えて行動している2人の友情は綺麗だった。 -
https://erdeserdes.blogspot.com/2023/05/blog-post.html
数年以上前に『告白』を読んで、かなりインパクトを受けた。
他の作品も読みたいなぁと思いつつ、しばらくいわゆる「読書」からは遠ざかっていて、久しぶりに小説を読み始めた。
やっぱり、自分のような認知が捻れている人間には、湊さんの作品は「刺さる表現」、「刺さる描写」が多い。
「人の死ぬ姿がみたい」という動機から物語が進行していくのだが、その動機も猟奇的な動機というより、もっと深いところから出てきている動機のようで、その辺の心理描写がとても共感できる。
お互いの認知の歪みというか誤解がある意味で解消されて次のステージに進んだ感じの終わり方が気持ちがいい。 -
見事な伏線回収と、どんでん返し!
いい読後感。 -
面白かったです!死ぬ瞬間がみたい女子高生2人の物語と思っていたら、最後で伏線がすべて回収されて驚きと爽快感がありました。
作中に出てくる由紀が書いた『ヨルの綱渡り』が、とても良くて、私も読みたい!!と敦子と同じ気持ちになりました。
世界は広い。遠くまで逃げれば、なんとかなるでしょ。
敦子のセリフも良かったです。 -
最後が気持ちよすぎる