神様の名前探し(2) (双葉文庫)

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  • 双葉社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575520835

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  • 名前探しはついに佳境に入り、二人の旅も京都、九州と遠くまで。
    次兄と三番目のお兄さんが住んでいることもあり、訪ねたそれぞれの土地で
    神様の名前を探しながら、二人の関係も緩やかに変わっていく。

    お兄さんたちがいいキャラで、物語を賑やかにしてくれていて。
    それもまた面白かったです。
    この巻で一応は終わるのですが、続きがあるなら読みたくなる面白さでした!

  • 神様の名前探しのために神社巡りをする薫と瑛太。気まずくなったりもするけれど、やっぱり2人での「冒険」は楽しそう。周りから見るとただの幼なじみには見えないのに、そう言い張る薫を見ると、瑛太が可哀想になってくるのは相変わらず。でも、少しずつだけど薫の気持ちも変わってきているかも。瑛太の想いが報われる日が来るといいな。と思った。

  •  『神様の御用人』に続き、宗像大社が出てくるぞと思ってチェックしていた本。
     筥崎宮から車で5分の海の近く、おばあちゃんちはどのあたりの設定なんだろう?

  • よきかなよきかな。本当に、二人のもどかしい関係性が好き。薫ちゃん確かににぶちんすぎるけど、まぁ自分で呪いかけてるからねー。呪いがとけるのが楽しみだねー

  • まだ続くのね。楽しみ。

  • 薫の無自覚の傲慢さがどうにも受け入れ難い。自分の気持ちはともかく瑛太の気持ちに気付かず、ずっと傷つけ続けているのは、人を気遣えない駄目な所だと思います。
    恋愛中心になっているので名前探しは全く進まず、ただもやもやするだけの内容に。

  • 小さい時から、家族のように育った瑛太と薫。
    瑛太の身体に乗り移るカミサマ。
    夏休みを利用して、薫の祖母と三兄の住む福岡へと、2人で向かう。
    私も商社マンの父の転勤で、福岡に居たことがあり、天神町のコットンカーニバルとか、大宰府天満宮等、幼いながら覚えている。
    長兄が、修猷館へ行ったので、土地柄が出て来ると、そうそうと思いながら、読んで行った。
    ほんと、「博多なつかしか~」の気持ちに。
    梅が枝餅も記憶にあるのだが、、、、
    敵国降伏の文字は覚えていない。
    御朱印の話が、出て来て、一時期、京都のご利益スポットではないが、収集することが流行った。
    延寿王院山門が、宮司さんの私邸とは知らなかった。
    ここも代々世襲性で、引継ぎが、行われているのだろう。
    天照大神と須佐之男命が、不仲になったエピソード等と同様に、神話関係の話は面白かったけど、結局は、若い2人の恋愛観の話だったかも、、、

    最後に、エブリスタ 電子書籍アプリの事が書かれてあったのだが、、、、未だ、アナログ時代に縋り付いている私は、紙の本が、大好きである。
    何処の企業も、ペーパーレス化してきているのだが、、、、、
    無くなって欲しくない物の一つである。

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