京都寺町三条のホームズ(9)恋と花と想いの裏側 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575520910

感想・レビュー・書評

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  • ホームズこと家頭清貴の社会修行も終盤に…
    今回は、ホームズの修行先の酒造、ひらかたパークでのお話と、主人公・葵の大学サークルの催しの話に、清貴のライバル・円生と、清貴の13歳の頃の回想と、葵の親友・香織の恋が挟み込まれています。
    こうやって並べると、結構盛りだくさん…
    このシリーズには「少し先の話」という言葉がよく出てくるが、今回ラストの締めもそうだった。
    すでにラブラブ、しかも葵じゃなかったらかなり引くくらい、清貴のラブが鋭く個性的な2人の仲だが、次巻はここを更にひと展開あり。

  • 遠距離的関係が続いているので、再開した時が色々過激。大した展開もなく、修行中のお話はずっと平行線って感じました。面白くワクワク感もなく、かと言って読まなくなるぐらいつまらない訳でもない。

    読めば読むほど、ホームズさんの性格や行動に引いていく。少しめんどくさいよなぁと。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    一月になり大学にも慣れてきた葵だが、京都郊外の伏見にある老舗酒造「幸谷酒造」で修業中の清貴とは、なかなか会えない日々。近頃は、親友の香織が所属するフラワーアレンジメントサークルを手伝っていた。ある日、三回生のサークルリーダー・郁美が突然、サークルを辞めると言い出す。一方、幸谷酒造では家宝の徳利がなくなったと大騒ぎ。二つの出来事の裏には、それぞれの切ない想いが潜んでいた。また、第三章『復讐のショータイム』では、ひらかたパークを舞台に、清貴と秋人が大活躍する!

    令和6年1月25日~27日

  • ホームズさん、ほんと面倒な人。

  • 〇金は「器」を必要とするもの。金は水とよく似ていて「器が」なければどんなに莫大な金を手に入れてもどこかに流れていく。
    〇雨は誰の元にも均等に降り注ぐ。その雨をさらに「必要な水」として確保できるかは、その者の「器」の大きさである「大きな器」をもっていればたくさんの水を確保できる。特にやってくる豪雨もしっかり受け止められる。しかし小さなグラス程度の「器」ならその程度しか溜められないし、残らない。人間が手にする金の額は「器」の大きさで決まる。

  • 短編集みたいな感じ。
    落ち着いたみんなの話でした。ホームズさんはまだ修行中〜

  • このシリーズも9巻目。相変わらずサクサク読めるライトミステリーではあるが、ひとつあくまで個人的に気になるのが、恋愛パートの文章表現がやけに品が無いと言うか俗っぽくて違和感がある事。シリーズを続ける男女のバディモノの難しさを感じている。

  • よくこのネタだけで続けられるものである。きっと2人に更なる試練などを与えていくつもりなのだろう。恋愛模様と謎解きが噛み合ってそれにホームズが挑むという形式もお馴染みで、安定の9巻目。

  • 4.3

  • 京都や骨董品の描写が好き

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著者プロフィール

北海道出身、現在は京都在住。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞を受賞し、デビュー。2016年「京都寺町三条のホームズ」で第4回京都本大賞を受賞。「京都寺町三条のホームズ」「京洛の森のアリス」「わが家は祇園の拝み屋さん」「満月珈琲店の星詠み」「京都船岡山アストロロジー」シリーズなど著書多数。

「2023年 『京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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