- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575521573
作品紹介・あらすじ
神様のやってくる京都の甘味処『甘露堂』で働く高校生の瑞樹。彼の不思議な力を求めて舞い込んだのは、北野天満宮の“もみじの神様”に使役する猫又からの依頼で――?
抹茶モンブランに芋あん団子、栗きんとん・・・美味しい和スイーツもりだくさんの、ハートフルストーリー第四弾!
感想・レビュー・書評
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神様からもらった力を
地味に人助けに使う瑞樹がいい子だわぁ。
いい子、というか人好きのする子。
そのあたりをナリソコナイに
見込まれているから、相談事が増えるのね(笑)
人間と仲良く一緒に暮らしたいと願う
ナリソコナイたちの想いを
少しでも叶えようとしてきた瑞樹。
別れを選ばなければならなかった回も
決して遺恨の残るものではなかったし。
栗きんとん、芋あん団子に
抹茶モンブランと秋スイーツづくし。
冬にはあたたかい甘味を…と思ったら
ここでシリーズ終わりなのね。
いや、別にいつでも続けられそうだけど。
そして私の姉さん伏線あるっぽい疑惑も
特に広がりをみせることはなく( ´∀`)
うん、でも楽しい一気読みでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
胡昼さん再登場。もう続きはないのかなー
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神様、人間、ナリソコナイがお客様の不思議な甘味処の話。ナリソコナイの中で、瑞樹がどんどん有名になっているのが面白い。助けを求められると困りながらも何とかしようとしてくれるのだから、頼みたくなるのも分かる気がする。「ナリソコナイだから」という理由で嫌がることもないし。やっぱり、○○だから。ではなく、それぞれの人となりが重要なんだな。と思わせてくれる本だった。
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ふわふわした柔らかい物語。
相変わらず特に何かは無いのだけれど、気軽に読める。