4ページミステリー 震える黒 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 158
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575524161

作品紹介・あらすじ

傑作ショートショートミステリー集「4ページミステリー」の第三弾!書き下ろしを含む61編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 「4ページミステリー」の第三弾。
    4ページのショートショートなので展開が
    かなり早く、作品によっては2~3回読んで
    あぁ~そういうこと!って思うものもあれば
    ・・・・?って思うものもwww。
    ミステリーと言っても殺人や
    謎解きだけでなく、よくよく考えると
    ぞっとする話やシンプルに不思議な話等が
    ありました。
    個人的には「ストレス解消法」「夫婦雛」
    「形見の傘」「クリスマスプレゼント」
    「暖かな冬の日に」何かが面白かったかな?

  • ミステリーのショートショート集は意外と読むのに時間がかかる。オチがわからないときのもどかしさを引きずってしまうので、一気読みよりは少しずつ読むほうが向いてるかも。

  • +++
    傑作ショートショートミステリー集「4ページミステリー」シリーズ第三弾。飛行機の手荷物検査で、鞄のなかにピストルが入っていると係員に呼び止められてしまう。それは人から預かったチョコレート菓子だと言い張るが、私にはある目的が…。「あまい検査」など全61編を収録。原稿用紙5枚に込められたどんでん返しは、予測不可能!
    +++

    ひとつの話が4ページに納まっているので、ちょっとした隙間時間にも少しずつ愉しめる。中には、もっと長かったら、より深く突っ込めるのに、と残念に思うものもなくはなかったが、ほとんどは、お見事である。しかも、そうきたか、と裏をかかれた気分にさせられるものもあり、盲点を突かれるものあり、こちらの想像に任されるものありと、バラエティに富んでいて飽きさせない。気軽に愉しめる一冊である。

  • たのしいぞ

     3作目だそうな。前2作も読みたいな。ほんとに4ページで終わるミステリー。あざやかな幕切ればかりではないけれど、飽きずに一気読みできたよ。

  • 多少ミステリーっぽく無いのもあるけどきれいにページを揃えて書いてあるのはすごいな。

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著者プロフィール

1968年千葉県生まれ。大学卒業後、会社勤務を経て執筆活動に入る。2004年、「キリング・タイム」で第26回小説推理新人賞受賞。同年「小説推理」掲載の「大松鮨の奇妙な客」は、第58回日本推理作家協会賞・短編部門の候補作に選ばれた。同二作を含む短編集『九杯目には早すぎる』でデビュー。著作に「4ページミステリー」シリーズ、『ロスタイムに謎解きを』『最初に探偵が死んだ』など。

「2016年 『お隣さんは、名探偵 アーバン歌川の奇妙な日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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