元カレの猫を、預かりまして。 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 331
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575524468

作品紹介・あらすじ

仕事にお疲れな34歳独身OL・まさきのもとに、突然元カレからの電話が。「しばらく預かって欲しい」と頼まれたのは、ふてぶてしい一匹の雄猫だった。猫は「しばらく面倒みたってや」と関西弁を喋りだし、まさきに対して人間顔負けの恋愛指南をはじめて…!? 恋に不器用な女性とわがまま猫が繰り広げる、もふもふラブコメディ。

感想・レビュー・書評

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  •  石田祥さんをもう1冊…やっぱり猫のお話です!でも、まず一言いいたいのは、この表紙の猫、ヨミチっていうんですけど、思ったより小さい猫って記載が作中にあるんですけど、大きすぎるんじゃない??って、ツッコミを入れたくなるんですよねぇ…!!そうそう、前に読んだ「夜は不思議などうぶつえん」は、ライオンンのライガくんがしゃべるんだけれど、この作品は猫のヨミチが関西弁をしゃべるんです。

     主人公は34歳独身彼氏なしの会社員、柴田まさき…。3年前に別れた元カレから突然、3カ月ほど猫を預かってほしいとヘアのドアの前に置いていかれてしまう。その猫は関西弁をしゃべりまた見た目も不細工で、ふてぶてしい態度を醸し出すヨミチという猫(エキゾチックショートヘアの血がまじってそうな)…。でも、意外といいヤツなんですよね!まさきが悩んでいることに対して、答えを導き出せるような会話をすることで(関西弁だけれど(汗))結果的にまさきの助けになるような…。まさきの恋愛がどうなっていくのか、結構楽しんで読めました。

     小説なんだけれど、文書量はさほどないし、難しい内容でもないので時間をかけずに読めちゃいます。ちょっとお疲れの時なんかは、こういう軽めの作風の本もいいと思います。

    • かなさん
      1Q84O1さん、こんにちは!
      1Q84O1さんのところは、猫2匹飼ってたんですね(#^^#)
      いいなぁ…うちは、以前に妹がもらってきた...
      1Q84O1さん、こんにちは!
      1Q84O1さんのところは、猫2匹飼ってたんですね(#^^#)
      いいなぁ…うちは、以前に妹がもらってきた猫を1匹飼ってました!
      猫の自由奔放なところ、憎めないんですよねぇ…
      いけないことをしても、叱れない(^-^;
      2024/03/11
    • 1Q84O1さん
      うちは野良猫でした
      エサをあげていると住み着いたのでそのまま飼っちゃいました!w
      猫の自由奔放さはたまに羨ましくなりますねw
      うちは野良猫でした
      エサをあげていると住み着いたのでそのまま飼っちゃいました!w
      猫の自由奔放さはたまに羨ましくなりますねw
      2024/03/11
    • かなさん
      1Q84O1さん、こんにちは!
      エサをあげてて住みつかれてしまうなんて、
      よっぽと猫ちゃん、居心地がよかったんですね(^^)/
      1Q84O1さん、こんにちは!
      エサをあげてて住みつかれてしまうなんて、
      よっぽと猫ちゃん、居心地がよかったんですね(^^)/
      2024/03/12
  • コミカルなお話!
    三十路OLのもとに、元彼の猫を預かるという設定。猫は猫でも、一癖も二癖もある居候的な存在。
    なのに、何故か主人公の恋話アドバイスするところ猫らしくない。口調がオヤジっぽい。
    恋も仕事も猫に相談して応えてくれるって一人暮らしの女性にとっては、頼もしい存在なんですね^_^
    なかなかテンポ良く読み終えることが出来ました!

  • 主人公で34歳独身OLの柴田まさきは、営業主任のリームリーダーで仕事熱心ですが、恋愛には不器用でしばらく彼氏がいません。そんなある日、元カレに無理やりブサイクでふてぶてしい雄猫を預けられます。なんとその猫は関西弁を話すおやじ猫でした。ブサ猫のヨミチとの暮らしが始まった時、同じチームの部下で5歳年下の矢代篤に何度もご飯に誘われます。恋に不器用なまさきに、ブサ猫のヨミチは恋愛指南をします。人の言葉を話す猫に笑えて癒されるお仕事&ラブコメディです。

  • ヨミチいいわぁ、うちのネコも喋りだしてくれないかなぁ~。
    最後、誰だよ篤と思い読み返しすぐ納得。良かったね!

  • うーん。こういう時の関西弁は何物にも代えがたい。なんか泣けてくる。

  • 表紙の猫に目を惹かれ、タイトルにつられてGet。
    いいわー、ヨミチくん。
    関西弁ってのが素敵。しかも、匂いで人の感情がわかるってすんごいコ。
    ナーイス。
    こういうの、好きだー。
    元カレの猫にあおられて矢代との仲も変わっていくかな、なんて期待しちゃったり。
    後輩の安奈が、恋愛に関しては断然まさきより経験値が高そうで頼りになるのがかっこいい。
    しかし、最後、「篤」???ってなったぞw

  • 突然、3年前に別れた元カレから強引に猫を預けられた、34歳のキャリアウーマン・まさき。その強烈にブサイクな猫・ヨミチは人間の言葉、しかも関西弁を喋る不思議な猫だった。ストーリーとしては、まさきに気のある素振りを見せる、社内でモテモテの年下の部下・矢代とのごくありふれた恋愛モノだけど、猫なのにイッチョマエに恋愛指南するなど、ヨミチの存在のおかげでコメディ色も加わって面白かった。

  • 元カレに猫を預けられた。その猫は関西弁を喋るおっさん。その猫に恋愛アドバイスを受け、主人公の恋が進展していく話。

    毎年恒例、誕プレでもらう本の中の一冊。本に関してはこだわり強すぎて、普段は自分の好みの本しか読まない私。勧められても読まないことも多い(失礼)。自分じゃぜーったい選ばない本を大量にもらうこの時期だけは、本の世界が広がる(ような気がする)。

    んでこの本。元カレ・「自分、最近恋してるん?」という帯の文句…絶対自分じゃ選ばないけど、贈られたんで読んだ。一日で読めた。というのも、話はそこまで複雑ではなく、ブサブサ(でもかわいい)猫も出てきて読みやすかったから。何も考えずすーっと入ってくるストーリーというか。恋人はいないが、元カレ含め色んな男性に気にかけられ、何気にモテモテのサバサバ系主人公。全女子、こういうの好きだろっ!美女が周りにいるのにイケメン含め色んな男が主人公を気にする…羨ましいよ!仕事もできるし、悲壮感とかないよね、ありそうな雰囲気出してるけど。まあこういう全女子が夢見るシチュエーションです。んで猫。最強か。

  • 元カレの猫ヨミチの強烈な個性,ボーイミーツガールの笑える小説.

  • 元カレが急に預けてきた猫と年下の部下をめぐるラブコメ。気軽に読めてそこそこ面白い。その猫が関西弁をしゃべり、これまた楽しい。

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著者プロフィール

1975年、京都府生まれ。高校卒業後、金融会社に入社し、のちに通信会社勤務の傍ら小説の執筆を始める。2014年、第9回日本ラブストーリー大賞へ応募した『トマトの先生』が大賞を受賞し、デビュー。他の著書に「ドッグカフェ・ワンノアール」シリーズ、『元カレの猫を、預かりまして。』『夜は不思議などうぶつえん』がある。

「2023年 『猫を処方いたします。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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