出雲のあやかしホテルに就職します(10) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 132
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575524802

作品紹介・あらすじ

恒例の出雲大社での会議中、風神と雷神がヒートアップしてしまい、突風や雷が荒れ狂う大乱闘に発展。おかげで「ホテル櫻葉」の神在月パーティーも中止になってしまった。同じ頃、妖怪たちがなぜかホテルの周りに集まってきたので、時町見初たちは余った食材を彼らにふるまうことにする。それでも怯える妖怪たちに事情を聞くと、二つの種族の戦いが始まるとのこと。力の弱い妖怪は巻き添えを避けるため、安全な出雲に逃げてきたというが…。笑って泣けるあやかしドラマ、堂々第十弾!

感想・レビュー・書評

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  • 安定の面白さ。見初強いなー。

  • 相変わらずふんわり軽い内容。特に何があるわけではないので気軽に読むのが良い感じ。

  • 前回、出てきた碧羅の話は今回まったく進展なし。
    最後に休暇中の見初の目の前に出てきたから、次巻で大きく動くのかな。
    「遺された酒器」の手紙が、お互い口が悪いながらも友達の事を思っているのが伝わってくるし、最期のページが。。。
    切ないわぁ~。

  • 「遺された酒器」
    皆が必死に探している。
    遺言書のように遺された手紙が、もっと早く届いていたら勘違いされた噂は広まらなかったかも。

    「狼と鳥」
    罪から逃げていた結果。
    最初から互いに犯した事の大きさを理解し認めていたら、こんなに長く戦わくてよかったかもな。

    「こおりの少女」
    やくたたずになる季節。
    ある一定の期間だけでも自分が無力になる時期があったら、どうにかして頑張りたいと思うだろ。

    「聖夜の贈り物」
    プレゼントはまさかの。
    結果的に被害は大きくないものの、突然こんな事が起きたら恐怖だろうし次は考えたくないだろ。

    「ずっと側にいる」
    封印を解くためにした。
    勝手に連れ去られ崇められた結果、とくに変化しなかったからと捨てるのは自分勝手すぎるだろ。

  • 22.01.16読了
    久々に読んだ。神在月のゴタゴタ、族同士の争いなど、相変わらず忙しいホテルです。
    特に冬緒との進展はなし。
    安定した作品ですね。

  • 一話と五話になんだかしんみり。最後の力で友への手紙を書く神様。人間の勝手に振り回されて悪神になる前にずっと寄り添ってくれた妖怪に救われる。風神と雷神は一緒にバンドやってるのに部下の旋狼族と雲烏族の戦いは終わらないのね。永遠子のサンタクロース像恐怖!どこに行っちゃったのかしら、山に帰った?冬緒との仲は進展なし、というか冬緒出番少なかった。

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