盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ (5) (双葉文庫)

著者 : 小早川真寛

• 双葉社 (2022年2月9日発売)

作品紹介・あらすじ

機織り宮女として後宮で働いていた盲目の氾蓮香（ハンレンカ）。
双子の皇帝のひとり・耀世(ヨウセイ）への恋心に気づいた彼女は、皇后となり彼と共に歩んでいく覚悟を決めた。
そんなある日、皇后の座を追われた元皇后・薇瑜（ビユ）を連れ帰ろうと彼女の母国から兄が訪問してくる。
双子の皇帝の片割れ・瑛庚（エイコウ）を愛する薇瑜（ビユ）が後宮に残れるよう力を尽くす蓮香（レンカ）達に、蠱毒（こどく）など呪いによる事件が襲いかかる――。
超絶怒涛の後宮ラブ&ミステリー！第５弾

感想・レビュー・書評

[海さんの感想 · 2022年12月31日]

前からでもあるけど、蓮香の立場が安定してるからか謎解きメインな印象。
恋愛要素と言うか甘さはあまり無く、軽いタッチでさらっと読める。

[みみもんさんの感想 · 2022年3月27日]

皇后になった蓮香と1人で皇帝立つヨウセイが隣国の使節団を迎えるお話。団長としてやってきた皇太子のセイイが新たにヨウセイのライバルに。
この巻のヨウセイは終始余裕なく、見せ場なく、いいとこなしでなんだか可愛そうです。その分セイイ様推しに傾いちゃいますね。
エイコウは、ビユ様はどうなっちゃうの？双子の行く末は別つことになるの？　新たなステージが始まる次巻に期待します。