- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575526042
作品紹介・あらすじ
北狼州の強力な後ろ盾を得た芙蓉宮・來莉は急速に力をつけ始めていた。しかし水晶妃・灰麗が本格的に百花輪の儀に参戦し、百花皇妃争いは混迷を極める。溥天廟の巫女である灰麗は、国の滅亡を予知し、それを防ぐ唯一の方法は、自分が百花皇妃になることだと託宣を告げる。絢爛豪華な中華後宮譚、波乱の第4巻!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
來梨が凄くしっかりしてきて快進撃にわくわくする。
素直で優しいながらも芯が通って魅力的な女性になったなと思います。
明羽も事件解決に向けて色々頑張っていて読み応えのある内容になってます。 -
そういうことか
作者の意図が最後にわかった
第5巻、早めに読まなければ -
とてもマイナーだけど、とても印象に残っている歴史小説があって。土佐の国柱。あの本を思い出しました。忠義の士として、主君のために死ぬのではなく、ものすごい汚名を着ながら、主君のために最善となることをして死ぬお話なのです。
-
図らずも”后の器“が問われた第4巻
灰麗が百花輪の儀に本格参戦の意思を示した事で、事は後宮だけで収まらなくなる。
腹を括った來梨はメンタルも強くなって来たようで、信念と気合いが感じられ、明羽と小夏が推したいと思える主に成長中。
彼女の打った博打は果たして兎閣の意図したとおりだったのか、はたまたそれ以上たっだったのか…
明羽と李鴎の関係も二人らしいけど、白眉の気持ちもわかるかな…