飛燕十手 (双葉文庫 か 29-6 若さま同心徳川竜之助)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575663723

作品紹介・あらすじ

江戸の一石橋で雪駄強盗事件が連続しておきた。金品を奪うわけでもなく、辻斬りをするわけでもなく、履き古された雪駄を奪っていくのだ。この奇妙な事件を担当することになった竜之助だが、事件の謎は深まるばかりだった。一方、新当流の遣い手が、葵新陰流に戦いを挑もうとしていた。大好評シリーズ第六弾。

感想・レビュー・書評

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  • 葵新陰流を打ち破ろうと刺客に狙われる日が続くが、
    竜之助はできることなら剣を使わずにいたい。
    で、考えたのが十手の新技。
    柳生の忍びの技も持つやよいが、稽古の相手。
    次々と新しい十手の技を作って鍛錬している。

    付け火があったという。
    犯人は足がめっぽう早い飛脚だと、火盗改めがいう。
    次々とボヤを出しては、素早く逃げる。

    南町奉行所も事件を調べるが、不思議なことが。
    長屋の連中は決して火つけをするような男ではないという。しかも、その直前可愛い娘がかどわかしにあったのだった。

    その事件の裏には。。。

    ますます魅力たっぷりの徳川竜之助。大活躍!

  • 飛び道具卑怯なり

  • 2016.6.26
    江戸時代庶民と若殿様 町奉行同心見習いとして
    日々活躍

  • 十手だけで戦えるように工夫するなんて、さすがです。

  • 耳袋の作家さんです♪

    御三卿の息子が「必殺剣」を身につけ
    見習い同心をしています

    ここでは必殺技をまた研究してます

  • お気楽幕末同心もの「若さま同心 徳川竜之介」シリーズの6冊目。
    人気が出たのか、長期シリーズになる様相を呈してきました。
    江戸の街で起こる不思議な事件の謎解きは相変わらずなんだけど、若さまの秘密が読者に提示されるペースが遅くなった(笑)
    ま、いいけどね…。

  • 3/11-3/12

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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