大富豪同心 八巻卯之吉放蕩記 (双葉文庫) (双葉文庫 は 20-1)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575664263

作品紹介・あらすじ

老中も一目おく江戸一番の札差・三国屋の卯之吉が、同心株を買って定町廻同心見習いになった。武術の心得は全くないが、放蕩三昧を繰り返していたときに得た知識、人脈、そして莫大な財力で難事件を、次から次と解決していく。卯之吉の出自を知らない同心仲間は、その八面六臂の活躍にただただあきれるばかり。書き下ろし長編時代小説第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • 気楽にさくさく読める。

  • 娯楽としても
    また、この時代の風習についても
    知ることができて
    とても楽しめました。

  • 期待通りに楽しい小説です。
    飄々とした主人公と三國屋徳右衛門の孫への溺愛ぶりがとても面白く、二作目を早く読みたくなります。

  • ドラマが面白かったので、原作も。
    大店の放蕩息子卯之吉が見習い同心に、という設定がぶっ飛んでいて楽しい。
    根っからのボンボンの卯之吉のお金の使い方が半端ないしw
    本人は優秀でもないし剣豪でもないのに、本人が仕組んでもないのに、周囲が勝手に思い込んでくれるという。
    荒海の親分が命の恩人と思ってる出来事の顛末も面白い。
    幇間の銀八も、なんだかとほほな感じが憎めないし。
    ドラマのシーズン3もあるようだけど、原作も来月に新刊が出て27巻になるようで、ゆっくり読んでいこうと思う。

  • Kindle Unlimited

  • 退院後の自宅療養中に読了。
    入院中の読書用にと、本好きの叔母から全巻揃いで供与。

    NHKのドラマになったアノ作品ですね。
    荒唐無稽な、ンなアホなという、肩ひじ張らずにお気楽に読める時代モノなのだが、端々の考証なんかはしっかししていたりする。

  • テレビドラマで見て原作を読んでみたいと思ってた。なるほど、こういういきさつで同心になったんだと納得。想像していたより面白かった。

  • 2019年5月からNHK BSプレミアムのBS時代劇枠で放送されたドラマの原作シリーズの1作目。いつもながらキャッスティングの絶妙さに感心する。主人公の卯之吉、先輩の村田同心、幇間の銀八、浪人の水谷、荒海の親分に旗本三男坊の源之丞。いやあ、見事としか云いようがない。ドラマの1回目を見逃したので、経緯が分かって良かった!

  • TVのコマーシャルで、存在を知る。楽しそうかな。....

  • 気楽な気持ちでのんびり読める。

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著者プロフィール

一九六八年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員を経た後、CM製作会社勤務。イラストレーターとして広告に挿絵などを描いていたが、一九九五年、フリーライターに転じ、実録物など、数多くの媒体で活躍。二〇〇八年「天下御免の信十郎」シリーズで、時代小説作家として文壇デビュー。人気を博す。

「2021年 『騎虎の将 太田道灌下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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