双竜伝説-若さま同心徳川竜之助(12) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575664706

作品紹介・あらすじ

師匠の風鳴の剣との対決にからくも勝利した徳川竜之助だが、自身の風鳴の剣はいまだ封印したまま。そんなおり、易者がおのれの死を占ったうえで殺害されるという奇妙な事件が起きた。この下手人として浮かび上がってきたのが、総髪で土佐弁を話す奇妙な浪人者。竜の相貌を思わせるこの男との対決から、竜之助はついに風鳴の剣を解き放つ。大好評シリーズ第十二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 京都の西郷吉之助は、徳川を滅ぼすことを考えていた。それには徳川家が一致団結しないようにそれぞれを分断させること。
    加藤文蔵をつかって、偽物の徳川竜之助や徳川宗秋の秘剣を真似る特殊な才能でそれぞれを煽りに煽り、内部の分裂を仕掛ける。

  • 2016.7.27

  • とうとう封印を解いた?

  • 若様同心の世界に慣れてきました
    切り落とされた左手も無事くっついたみたいですね(笑)

  • 若さま同心 徳川竜之介シリーズの第12弾。
    このお話は若さまの秘密と町方の事件解決の二刀流(?)で話が進んでいくので、ちゃんと巻を追って読まないとダメだね。

    ついに坂本竜馬が出てきたよ。
    虚構と現実で話がメタメタにならないといいが…。
    封印していた風鳴の剣を解禁するきっかけが坂本竜馬。
    竜馬と竜之介で「双竜」ってことなのかな。

  • 第十二段
    坂本竜馬が登場する程度か
    母との名乗りあいは?

  • 風野さんの本はとても読みやすい。
    そして言葉が好き。テンポ良くちゃきちゃきと話す言葉が心地よい。
    後輩のお母様からお借りして一気にここまで読みました。
    私も竜之介の様に、己を俯瞰できる様になりたいなぁ。

  • 11/15-11/16

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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