隠密流れ旅-大富豪同心(15) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575666748

感想・レビュー・書評

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  • すごく久しぶりにこのシリーズを読んだのだけれど、ちょっとした言葉や動作、表現に何度も笑ってしまった。それもこれも全て、卯之吉の設定の愉快痛快さにつながる。いいキャラクターを産み出したものだ。

  • 他の方も書かれてるが、「続く」で終わったので唖然。このシリーズは1作でチャンチャンで終わるのがいいとこなのに・・・

  • やる気がない主人公がやる気がないままに事件が解決し、評価が上がってしまうという、なんともありえない物語だけれど、やる気のなさが振り切れているおかげで、飽きずに読むことができてありがたい。 シリーズ15作目は正味100分で読み終えてしまった。 後には何も残らず。エンターテインメントの王道。

  • 次回作に続くーで本作は終了。
    手軽に読める所が良かったのに…

  • 卯之吉が溺れてどんな人と交じり合うのかと思えば、なるほどそう繋がるかあ。

  • 大富豪同心シリーズ、15作目。

    今回は上州への隠密廻旅。と思ったら、話は次作へと続くようです。前後編の前編といったところ?多少、事の真相は露見して終わってくれるので良しとしますが、意外にも前作の名残があって、シリーズ読者としてはナルホドなぁと唸らされました。

  • 親父達のマンガ代用品を読んだ。ただそれだけ。

  • シリーズ第十五弾
    よくもこんな出鱈目のストーリ展開が?と言うより都合よく話が出来上がっていくとい感じ、
    文庫本の連続物はよほど良くないとしんどい

  • 大富豪同心シリーズ15作目。


    シリーズ初の2冊もの(3冊かもしれないけど・・・)。


    次巻に続く・・・で終わっているので消化不良気味です。
    オトボケ主人公にニヤニヤしながら、
    勧善懲悪の話を1話完結で読み切れるのが良いところなのに。
    次回作が出る頃まで内容を覚えていられるでしょうか…。


    船が転覆して御用米が流された!
    という訳で、ドケチな札差の爺様が中山道をすっ飛んで行き、
    とばっちり(?)で隠密廻同心を拝命した卯之吉も江戸の外へ。
    あの悪党、お峰や天満屋も再び登場。
    その他にも悪事に加担しているらしい登場人物たちがちらほら。
    なのに、勿論あの卯之吉ですからすっかり物見遊山気分です。
    あっちへふらふらこっちへふらふらで、
    読んでいるこちらの方がイライラするやら銀八に同情するやら。
    その間、チーム卯之吉ともいうべき荒海一家や水谷様は、
    無能なトップを余所に中山道のあちこちで頑張ってます。
    大雨も夜の暗闇もなんのその、同情を誘わずにおれない健気さです。
    で、次巻に続く。
    うーん、なるべく早く次回作が出ることを希望します。

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著者プロフィール

一九六八年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員を経た後、CM製作会社勤務。イラストレーターとして広告に挿絵などを描いていたが、一九九五年、フリーライターに転じ、実録物など、数多くの媒体で活躍。二〇〇八年「天下御免の信十郎」シリーズで、時代小説作家として文壇デビュー。人気を博す。

「2021年 『騎虎の将 太田道灌下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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