- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575710649
作品紹介・あらすじ
「なんとなく割り切れない。でもとりあえず笑ってみようか。とほほほ…」「あっはっは」と高笑いするヤツ。「へっへっへ」と揉み手するヤツ。その陰で「たはははは」と泣き笑いであきらめるしかない連中がいる。そんな「とほほ」なヒト、モノ、コトを集めて愛惜する、中島らものおもしろ哀しい"ぼくの時間のひねりつぶし方"。
感想・レビュー・書評
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ところどころに良いのがあった。メディアが垂れ流す幸福な情報を間に受けて、そうじゃない現実を不幸だと思ってしまう愚かさのくだりとか好き。
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元々持っていたのだが、文庫本になっても購入。
それぐらい、中島らもが好きだったんだな。 -
それほど…記憶に残らない。
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八百長を百も承知で、なぜプロレスに惹かれるのか、それはプロレスラーというものが「本当に強い」からである、など目から鱗の理由付けが満載です。
「楽園はどこにあるのか」の章は、楽園の捉え方を分かりやすく整理してあり、人間の本質を示唆していると思う。 -
クスッと思わず笑ってしまうような話ばかり。なにも考えずに読めるのがいい。意外となるほど、そうなんだ、と思うような話も多く、役に立つ知識もつく。読んでいて退屈しない。
「おばはん帝国の秘密」は特に笑いました。 -
こういうことがあったらこうしよう!って
思えることがたくさんのってました。
ためになるためになる。 -
「週刊大衆」に連載されたエッセイ集。連載誌に合わせてなのか,ケンカ,プロレス,ちょい下ねた,「おばはん」の悪口,の話題が多い。が,やはりらも流の,愛のあるつっこみと,鋭い洞察に溢れる。「この世の楽園とは?」の話題を述べた数篇が秀逸。
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苦笑い、腹の底から笑えない人々について面白い角度から解釈している本。でも扱うネタは様々で飽きがこない。
中島らも作品もいい感じで肩の力が抜けていてとてもスラスラと読めてよい。よいよい♪ -
らもさんの独特な世界を堪能出来そうです。