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- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575711240
感想・レビュー・書評
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内容(「BOOK」データベースより)
「この雑文集には私のナマの姿がかなり濃厚に反映している。性格的なものや自らの体験や育ちがかなり反映しているということだ」(あとがきより)自分を語り、作品を語り、時代を語る花村万月。思索と感情、そして微妙な韜晦。新芥川賞作家の自伝的初エッセイ集、待望の文庫化。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
愛読してます
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結構どぎつい作品を書く作家の珍しいエッセイ。貧乏肉体労働上がりで、ロックとバイクと旅を愛す…若手?にしては、スピリットは70年代なのだな。文体が「ですます」「だである」が混在し、しかも猛烈な速度で展開するのでのっけから面食らうが、ストレートな主張が理解できる人は次々読んでしまう筈。淡々と記録するのではなく、殴りつけるエッセイ。方向は違えど、筒井康隆的言語感覚を感じる。
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図書館で借り物。
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(2006年6月)。
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