はれた日は学校をやすんで (双葉文庫 さ 14-2)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575713138

作品紹介・あらすじ

「ねえおとうさん、どうして学校は毎日行かなきゃいけないの」…くり返し問いつづけた思春期のころ。みんなと同じ制服、染めた髪、男の子、きれいな曲と…友達が忘れていったタバコとお酒…。色んなモノに心が動く。「…どうして学校は…」あなたは答えが出せましたか?表題作他、西原理恵子の自選作品集、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 全体的に切なくなる漫画短編集。まぶだち…

  • はれた日は学校をやすんで
    (和書)2009年06月24日 23:00
    1994 双葉社 西原 理恵子


    西原理恵子って超有名人じゃないですか!だから、多分高橋源一郎の書評か何かに載っていて、それを読んでこの本を購入したとかすかな記憶があるけど、それが本当かどうか忘れてしまいました。

    もっと恐いのかと思っていたけどとても良かった。無頼の抒情派・西原理恵子とあったので、そこのところもなんだかしっくりきました。自分の幼少の時期・小学生・中学生・・等々の僅かな記憶の琴線に触れる素晴らしい作品集でした。

    マンガを読んだのは何年ぶりだろうか?アニメは観るけどね。

  • 西原理恵子さんのほかの本にいつも心を揺さぶられていたのでこちらも読んでみた。

    絵があまりにも雑すぎて今回は読みづらかった…

    全体を通して、子供の頃を思い出し懐かしくて、ちょっと胸がちくっとする。

  • ちょい鬱。爽やかではないが、
    モヤモヤが晴れる気もする。

    記憶の中にある少し物悲しい感覚が引き戻された。
    幼くて理解ができずにいたあの感情たちが少し成仏できるような、ギャグの中にもリアルがあったりよかった。

    最後の犬の話は涙出た。

  • まずタイトルが好きだ。表題作を始め初期の作品を集めた連作品集。学校に行くことに悩み、友達との関係に悩み、動物との関係に悩み、家族との関係に悩み、私たちはいつも悩んでいる。けれど生きていかないといけない。読後、不思議な優しさに包まれる。

  • うーん

  • 初期の作品を集めたんでしょうけど、せつなーい。
    お金がないって子供にとってなんて不幸なんだろう。でもどうしようもなくて、そんな現実に諦めると大人になるんだろうか。なんだか色々考えてしまった。

  • 全01巻 完結

  • 主人公であるサイバラの気持ち「学校のずる休み」でもこれは、彼女の息抜きであり、冒険でもある。そんなサイバラのせつない女学生(古い)時代の思い出が綴られているのだ。

  • 印象の違う作品がいっしょくたになっているもんだから、あんまし好きじゃない作品に引っ張られて評価が低くなりました。
    表題作は好き。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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