石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575714593

感想・レビュー・書評

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  • 『本当の戦争犯罪人は原爆落としたトルーマンだ!』ってのが印象的でした。東京裁判でいかに石原完爾には個としての考え方やビジョンがぶれてないことが感じられた。他人にどう言われても毅然として態度を緩めない、そんなリーダーがいーなーと。戦争の天才、石原完爾が左遷されてなかったら戦後の日本は変わってたかもしれないなぁ

  • 2019年10月読了。
    「組織の中間管理職くらいの立場の者が実質的にはその組織の戦略とか方向性を最もよく考えていて、過去に実際にそんなポジションと役割で物事を大きく動かした」みたいな事案はないかなあと思っていたら、パッと石原莞爾を思い出したので、市中の本屋で入手し易そうなものを軽く読んでおこうと思い読んでみた。200ページくらいの軽い読み物。
    本書がスポットを当てているのは、戦後の「東京裁判」の中で(実際には石原は市ヶ谷の法廷には出頭していませんが、郷里に近い山形の酒田で臨時法廷に出頭した)、石原がどんな主張をしたのかというところ。
    次回は「石原莞爾がどんな生育/教育環境で育ち、どんな経緯で日蓮宗や東亜連盟の活動に傾倒していったか」のストーリーを読みたい。

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著者プロフィール

1940年(昭和15年)長崎県生まれ。昭和38年鹿児島大学卒業。石原莞爾研究者。著書に、『石原莞爾 満州合衆国』、『石原莞爾 満州備忘ノート』、『石原莞爾 国家改造計画』、『参謀本部作戦部長石原莞爾』、『石原莞爾 北支の戦い』、『南京戦の真実』、『サムライたちの真珠湾』、『将軍の真実・松井石根将軍の生涯』(以上、光人社および潮書房光人社)、『奇襲』(南日本新聞開発センター)、『石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人』(双葉新書)、『靖国の杜の反省会』『石原莞爾満州ふたたび』『敗戦、されど生きよ 石原莞爾最後のメッセージ』(以上、芙蓉書房出版)などがある。日本ペンクラブ会員、満州研究会会員。

「2021年 『タイガー・モリと呼ばれた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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