よかれと思ってやったのに　 男たちの「失敗学」入門 (双葉文庫 き 37-01)

著者 : 清田隆之（桃山商事）

• 双葉社 (2023年9月13日発売)

作品紹介・あらすじ

人の話を聞かない、頑なに謝らない、謎のプライドに囚われている、イキるくせに行動が伴わない、すぐ不機嫌になる、女性の身体に無理解、話し合いができない、上下関係に従順すぎる……女性をモヤモヤイライラさせている男性の理解不能な行動の数々。その背景にあるものを丁寧に読み解いていくと、男女のすれ違いの原因、そして現代社会の課題が見えてくる。ジェンダー観のアップデートが求められる今こそ読んでほしい、他者と歩み寄るためのコミュニケーション入門。

感想・レビュー・書評

[book1574さんの感想 · 2023年10月2日]

女性から見る男性あるあるとその考察をまとめた本です。男性からすると「確かにその通りだな」と納得感もある一方、無自覚な点もあり興味深く読む事ができました。男性の行動が理解出来ないと悩む女性、なぜか嫌われたり怒られたりする男性、双方におすすめの本です。

[神戸国際大学情報センター（図書館）さんの感想 · 2023年10月26日]

https://act-02.kobe-kiu.ac.jp/opac/volume/392481

著者プロフィール

1980年東京都生まれ。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。これまで1200人以上の悩み相談に耳を傾け、それをコラムやラジオで紹介している。恋愛とジェンダーの問題を中心に執筆活動を行い、女性誌から文芸誌まで幅広いメディアに寄稿。桃山商事としての著書に『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』『生き抜くための恋愛相談』（イースト・プレス）、『二軍男子が恋バナはじめました。』（原書房）、トミヤマユキコ氏との共著に『大学1年生の歩き方』（左右社）がある。ニコニコ生放送で恋バナ番組「桃山商事の恋愛よももやまばなし」を定期配信中。

「2019年 『よかれと思ってやったのに』 で使われていた紹介文から引用しています。」