金瓶梅(1) (双葉文庫―名作シリーズ)

著者 : わたなべまさこ

• 双葉社 (2000年10月5日発売)

感想・レビュー・書評

[A・S・Mさんの感想 · 2012年9月18日]

感想書けないくらい好き。

[yama40さんの感想 · 2012年6月22日]

　第一巻を読み終わった。中国四大奇書の一つとされるが、やはりここは私の流儀に則りコミック版から入ることにした。

　四大奇書といえば「金瓶梅」のほか、「水滸伝」、「西遊記」そして「三国志演義」であるらしい。（「紅楼夢」は入っていない？）

　水滸伝の中のエピソードの一つを発展させたものだそうだが、何といっても「エロ本」の域を出ないので何度も発禁になったそうだ。このコミックの著者は女性だけに、いかにも女性らしい表現で物語を描いているが、それでも十分に「エロ本」である。何巻か続巻が出ているが、もう十分という感じ。原作を読むかどうか迷うところである。

著者プロフィール

1929年生まれ。52年「小公子」でデビュー、女性マンガ家の草分けとして活躍、現在も執筆を続ける。代表作に「ガラスの城」「聖ロザリンド」「金瓶梅」ほか。06年、女性マンガ家として初の旭日小綬章を受勲。

「2018年 『わたなべまさこ名作セレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」