学校へ行けない僕と9人の先生 (アクションコミックス)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 339
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575845822

感想・レビュー・書評

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  • 生まれ育つ環境も大事かもだけど、ほんと出会う先生とかでも変わると思う。これは私自身もそう感じたし、甥のことでも感じた。
    先生も大変でほんとに生徒の為に頑張ってる人もいるが、最低な教師もいる。。。そういう教師と出会ったらほんとその期間の時間が無駄。

    この主人公・・・著者のことだけど、最初に小学校で担任になった先生が違ったらまた違う人生だったのかも?とも思ったり。
    主人公である著者は漫画家の先生との出会いで道が開けて良かったけど、世の中、苦しんでる子どもも大人もは多いと思う。繊細な人のことは鈍感な厚かましい人には考えても考えても分からないだろうから。
    この著者(漫画家さん)のように良い出会いが皆に有りますように。

  • 学校へ行きたくないなら行かなくてもいいと思う。
    でも学校へ行った人よりその分経験値は下がることは理解しておくべき。
    だから代わりに経験値貯めれるとこ行けばいいんだよ。
    そういうのが当たり前な世の中になるといいね。

  • 繊細で感受性の強い少年だったんだなぁと思った。
    発想力が高く、創造性が豊かな少年という印象を受けた。
    大人の不用意な一言がこれほどまでに一人の少年を傷つけるということを私たちは胸に抱えて生きていかねばならない。

  • 「憧れの先生と自分」という図式が好きなので、購入。
    息苦しさを抱えて生きる主人公にはだいぶ胸が締め付けられる。
    中盤、友人の失踪からの再会があり、それが綺麗なお話に着地しないところに読み応えがある。幼くして自分の本性の浅はかさに気付いたこと、大人になってから客観的な視点で物語にできるのはすごいと思う。
    ただ正直、そのシーンのインパクトが強すぎた。
    肝心の鳥山先生に会ってからの立ち直りの描写も早く、読後少ーしモヤモヤ……。
    でも作者が初めて鳥山先生の生原稿を目にしたときのコマは本当に劇的で感動する。
    そっくり美しい模写による描写で、作者がどれだけ鳥山先生を崇拝しているかが、読む側にも伝わり、まるで宗教画のようにも見える。尊い。
    人間は嫌いだけど人間が作るものはどうしてこうも惹かれるのだろうなぁ……。

  • 不登校に悩む本人と親が増える中、こういった体験談が増えることはとても良いことと思います。

  • ある日を境に学校に来られなくなった同級生がいたけど、あの子もこんな風に辛かったのかなぁと思った。この本、自分が落ち込んでいる時に読むと動けなくなりそう…

  • 「漫画『ドラゴンボール』の作者、鳥山明先生と出会い、少年は生きる希望を見つけた。小〜中学校時代、不登校だった著者の実体験を基にした物語。
    学校へ行けない日々、「9人の先生」との出会いと別れを通じて、喜び、傷つきながら成長していく少年の姿を描きます。」続編あり。

  • 出会う大人が最悪なのが多い
    出会う人で人生かなり変わるよなと思った
    友達はいても本当はどう思ってるんだろ?って裏まで読んじゃって結局友達じゃないって思っちゃうんだよな

  • 人にとっての作業の大事さがよくわかる本。
    本人の好きなことを通して、何者かになる。それを通して、コミュニティも築けるし、将来の展望もできるようになる。
    支援者にとって、大事なことを再認識した。

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