禍禍: プチ怪談の詰め合わせ (二見文庫)

著者 : 加藤一

• 二見書房 (2004年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[sababananaさんの感想 · 2016年10月12日]

怖いというか、面白い話集な気がする。『猫アレルギー』が好きだな。

[Smith, Ordinary. Person.さんの感想 · 2012年3月4日]

　実話怪談のコレクターである著者が送る、
「集めたはいいが、どう分類していいかわからない」
「何が起きたのかわからない」
「なぜそんなことが起きたのかわからない」
　因果関係も出現理由も意味不明、結末も尻切れ蜻蛉な、「起承転結」の内「承」と「転」しか書かれない、わからないことづくしでただただ気持ち悪い怪談のみを集めた、一風変わった怪談本。
　オーソドックスな怪談に飽いている人は、どうぞ。

[sabiwasabiさんの感想 · 2011年1月4日]

http://kumaniac.blog99.fc2.com/blog-entry-56.html

[yupyさんの感想 · 2009年1月12日]

【目次】
　序
　掌に／見えない／枕／ぶら下がり／ぐにぐに／待機／たぁすけてぇー！／押入／怖い話をしていると／怪談を聞いていたら／訴え／相槌／ネズミ／中古物件／ダンサー／ドアチェーン／徳用マッチ／テープ／強制終了／ノート／モニター／停電／アップグレード／ダム屋の絆／事務所の窓／ぶぅん／リス／座敷童子／パニオン／修行／ババア／クッキー缶／ボール／幼虫降らし／雨ときどき雨／雨の日／川／釣れた／フェリーにて／波間／呼ぶ声／手／鹿／仮眠室／時速八十キロ／アビーロード／TheRainSong／高速バス／凄い勢いで上下左右／混線／メガネメガネ／お供えの食べ方／ちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ……／盆体質／盆体質京都編／ナース気取り／パジャマ／線香／結婚行進曲／焼却炉／老人ホーム／電柱／さすっ手／ジョギング／窓越し／尾行／足音／ぺしゃん／僧／水玉／自販機／饅頭／ラリアット／踏切鍛錬／生爪／行列／猫アレルギー／猫嫌われ／パンダ／足跡／鯉／行李／痣／影／指／右後ろの人／ぞろ目／モノリス／フランベ／風邪薬／返納／仏壇
　締

[mizzy-c-kさんの感想 · -]

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著者プロフィール

加藤一　Hajime Kato
1967年静岡県生まれ。Ｏ型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』４代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超－1」を企画主宰、そこから生まれたレーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人（編者）としても活躍中。主な著作に『「弔」怖い話』『「弩」怖い話ベストセレクション 薄葬』、「「忌」怖い話」「「超」怖い話」「「極」怖い話」の各シリーズ（竹書房）、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ（あかね書房）など。

「2023年 『「弔」怖い話　六文銭の店』 で使われていた紹介文から引用しています。」