危険な愛のいざない (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
3.00
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576131030

作品紹介・あらすじ

父を手伝い、故郷の村を管理する若き未亡人ダイアナは、領主からある取引を提案される。それは、悪名高い放蕩者アッシュクロフト伯爵の愛人になり、子供をみごもれば、その子供が領地を継げるというものだった。その話を受け入れてロンドンに向かうが、伯爵は噂とかけ離れた、誠実で高潔そうな美青年だった。そんな彼にダイアナは心ならずも惹かれ、一方の伯爵も知的で謎めいた彼女に魅力を感じ、愛人契約を結ぶことに。熱く肌を重ねるうちに心を通わせていき、ふたりのあいだにはいつしか愛が芽生えるが…

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あらすじだけだとためらいますが、アナ・キャンベルに外れはありません。
    未亡人ダイアナ・キャリック28歳が、放蕩者のアッシュクロフト伯爵タークン・ヴァレに愛人を申し出るところから始まります。
    ダイアナが領地目当てに妊娠を目論む罪悪感が、一気読みの勢いをそぎますが、ドロドロした筋立てにも関わらず、読後は純愛にほっこりします。
    本の半分はエロなのに、何故かキャンベルの作品は素直なハッピーエンドで終わり、身分違いとかのヒストリカル定番の問題点が、明後日の方向に置き去りにされてるには小気味がいいです。

  • 官能小説かと思うほどの描写で、読んでいると周りの目が気になるところでした。さらに、後半からは領主の陰謀とダイアナの策略への苦悩、放蕩者アッシュクロフトの純粋な愛への移り変わりが見事に混じり合いドロドロとした昼ドラのような展開へ。ダイアナは少々安易な気持ちで策略に挑んでいるようなところと、周りが見えていない一連の行動にはイライラさせられましたが、最後のハッピーエンドで爽やかな読後感。同じ著者の本をまた読んでみたいと思いました。

  • ん〜、どうだろ❓
    なんか集中して読めなかった。

全3件中 1 - 3件を表示

アナ・キャンベルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×