口づけに酔わされて (ハニー文庫)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576150178

作品紹介・あらすじ

引きこもり令嬢と噂されるほど本好きな侯爵家令嬢のレイノラは、希少な『千の物語』を筆頭侯爵家のラストラドが所有していることを知り、「彼の唇が触れる」ことを条件に貸し借りの約束を交わすのだが…。社交界の花形が施す濃密すぎる愛撫に翻弄され、いつしか大好きな読書すら手につかなくなってしまい…!?

感想・レビュー・書評

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  • 本大好きで「引きこもり令嬢」と言われるヒロインのレイノラは、愛する図書室の本を守るために婚活に励みます。そんな中、自分の読みたい希少本を持っているという、ヒーローのラストラドと出会い、意気投合。本を借りるために口づけを許すっていう約束をしちゃいます。

    Hシーンは最後の最後までありませんが、いろんな場所にキスはしてます。
    レイノラはラストラドに惹かれてはいるけど、人気者である彼で、家同士もなにか因縁があるみたいで、なかなかうまくはいかないみたい。
    最終的には公衆の面前でのプロポーズとなりましたが、彼女に侯爵夫人がつとまるのか心配です。

  • 本が大好きで『引きこもり令嬢』と噂される世間知らずな侯爵令嬢ヒロインが、社交界でも人気の筆頭侯爵家子息ヒーローと出会い希少な本を借り受ける条件として「彼の唇が触れる事を許す」という約束をして窮地に立たされるというラブストーリーです。

    まず読み始めてすぐに、本文ではヒロインの容姿を「緑の瞳」と形容してるのに、表紙のヒロインの瞳が青色になっている事に疑問だらけでした…。
    そして、この作者さんの作品を初めて読んだのですが、表現が独特というか、ヒロインが本で得た知識が豊富という所為かもしれませんが、厳しい躾を受けて育ったであろう侯爵令嬢が舞踏会を見て「婚活」と表現する事に、印刷技術が導入されたばかりの時代でその言葉の概念はないだろうとかなり違和感を覚えました。(^_^;)

    本が大好きというヒロイン設定に惹かれて読みましたが、ヒーローにされるがままの流されヒロインだったのが残念でした。

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