初夜 ~王女の政略結婚~ (ハニー文庫)

著者 :
  • 二見書房
3.09
  • (1)
  • (2)
  • (6)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 30
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576150185

作品紹介・あらすじ

砂漠の国の王女ネフェルアセトが夫に迎えたのは傍系王族の次男アフレム。幼い初恋を引きずり、父王からの愛も薄れた王女は捨て鉢に「子を為す」行為に身を投じる。しかしアフレムは濃密な愛撫で身体を蕩かしていき、ネフェルアセトは次第に夫を求めるように。もっと傍にいたい、もっと触れていたい-。ところが夫婦の営みを最後まで交わさぬまま、アフレムは王命により辺境の地へ向かうことに…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あてがわれた結婚相手とはいえ
    ネフェルアセトにとってアフレムの言動は
    自分を愛してくれていると感じることのできるもので、
    臆病な自分のことも、せかさずに待ってくれるアフレムに心を開いていくのは自然なこと。
    私だって好きになりましたとも!
    エジプトものを読んだことがないのでどうかなと思いましたが買ってよかった1冊です。

  • おもしろかった、けど。
    歴史もののTLはあまり読みたくないな-。

  • 古代エジプトものっていうのは、結構珍しいんじゃないでしょうか。
    王の娘として生まれ、夫を王にすることができる王女のネフェルアセトが、王の決めた夫であるアフレムを迎えます。最初は夫に対して反発してるけど、彼の優しさにだんだん惹かれ、戻って来ない夫の元に飛び出しちゃったりもしてます。

    最初ネフェルアセトが高慢で、侍女に対しても当たり散らしていたんで、ちょっとなぁって思っていましたけど、この高慢さがエジプトの王女って感じで、アフレムとのやり取りも、最初はアフレムが完全下僕状態でしたけど、後半はアフレムが優しいけど有無言わせず自分の思うとおりにしてて、いい感じでした。

    王女の立場よりもアフレムと一緒にいたいって、出奔しちゃってるのが、17歳の女の子なんだなぁって思いました。

    アフレムの乳兄妹に嫉妬してるネフェルアセトとか、セジェンに嫉妬してるアフレムとかもいいです。
    アフレムがネフェルアセトの夫になるために、画策したあれこれも知りたかったです。

    イラストは周防佑未さんですが、ちょっと絵が荒いかなぁ。
    表紙はいいんですけどね。

  • ティーンズラブのレーベルですが、えろだけでなく物語もしっかりしていて、両方楽しめました(笑)
    文章も、軽すぎない感じで読みやすかったです。

全5件中 1 - 5件を表示

夏井由依の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×