禁じられた愛のいざない (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
- 二見書房 (2015年12月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576152004
作品紹介・あらすじ
伯爵だった父はキャロラインをまるで幽閉するように育て、そんな父を亡き母も恐れていた。それなら私は結婚を夢見たりせず、恋を楽しもう-母の莫大な遺産を手にしたキャロラインは、兄の反対を押し切ってロンドンに家を借りるが、初めて呼ばれた舞踊会で放蕩者と名高いフィリップに出会い、ひと目で惹かれる。彼ならきっと、これまで知らなかった悦びを教えてくれるはず。ふたりはめくるめく夜を重ね、未来のない関係に溺れる。だがある日、フィリップはキャロラインを愛していることに気づき…
感想・レビュー・書評
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まったく引き込まれず読了。なんとも中途半端な感じ。ヒーローもヒロインも内面の深みを感じられず、悪役のヒーロー元愛人やヒロインの財産を狙う許嫁(登場人物を確認するまで許嫁であることもわからなかったし)も中途半端。ラブシーンではBDSMの要素を組み込んでいるけど、不要に思えました。期待し過ぎました(苦笑)
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結婚しない!と決めたヒロインが、放蕩者と名高いフィリップと出会い、情熱に溺れながら愛に目覚めるというお話。
ホットなヒストリカルなのだが、それ以上でもそれ以下でもないロマ。
その手のシーンは、書店でちらっと見た時の購入動機にはなりやすいが、肝心の物語の部分が薄くなりがちで、なんというか…。設定は悪くないし、もう少しで面白くなりそうなのだが、いろいろと残念。
王道な展開で悪くないんだけど、オススメでもない。
支配されるのを嫌って飛び出した割には、プレイはソフトSMで「先生」と呼びながら喜んで支配されてみたり…という雰囲気で、支離滅裂。
ホットなシーンが大好きな方なら楽しめると思うが、ストーリー性を重視するなら微妙。
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