イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる (ザ・ミステリ・コレクション)
- 二見書房 (2023年3月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576230344
作品紹介・あらすじ
DVをテーマに「ほんとうの愛とは何か」という問いに鋭く切り込んだ、2022年度アメリカで最も売れた作家の代表作
感想・レビュー・書評
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読了
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私に負の連鎖を断ち切る勇気を与えてくれた本。
寛大であることは基本的に良いことだ。しかし赦してはいけない瞬間が存在することを本書は教えてくれる。
苦しみ続けるよりも苦しみを断つ方が難しい場合が確かにある。それでもやっぱり断ち切らなければ被害は連鎖していってしまう。だからどんなに大切で特別でも断ち切らなければ。 -
DVの話なので重い話なのかと身構えてしまったけど惹き込まれてあっという間に読めてしまった。第三者である自分には分からない当事者の気持ちや当事者である母の言葉が響く。力強い女性の物語だった。
続編も読もうと思う。 -
Booktokでよく見たので買ってみた。
Smutだった (その後気付いたけどTikTokで流行ってる本は基本smut)
まあ確かにDVは良くない。でもscrubに身を包んでる頭のいい男はセクシーだよね。 -
やっぱり負の連鎖は親から子へ続いていくんだなと感じた。
不幸になるとわかっている、もしくは気がつくのにそこから抜けようとしないのは渦中にいるからかな。そのあたりがリアル。
主人公の事は恋愛脳で嫌い。でも、生育歴のせいかな。主人公で連鎖が止まればいいと思う。
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DVを受けていた側の人間として感じていたことがリアルに書かれていた。
DVから逃げないのは馬鹿って見放すんじゃなくて、なぜ逃げられないのかよくよく考えて欲しい。本当に根深い問題だとおもう。