分析・恐怖の洗脳テクニック: 人格破壊とカルトの心理の探究

著者 :
  • 二見書房
4.00
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 8
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576950877

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 精神科のお医者様が書かれた本、オウムについても触れている。精神科医は●●してはいけない、というのが結構あり、なるほど、と思った。

    事件を起こしても脱会しないのか(ジャーナリスト)

    脱会してどこへ帰ればいいのか教えてほしい(オウム信者)

    自分で考えろ(罵倒)
    →彼は元居た場所が嫌で入信した、だから簡単にもとに帰れるわけがない。

    教祖が逮捕されたのにオウムは続くのか(視聴者からの質問)
    →教祖がいなくとも教義があれば宗教は生き続ける
    (本文抜粋)

    以上のことが、日本人の宗教観のなさ、免疫のなさをよくあらわしている。 私も、どうして?と思った内容だ。
    カルトの虜とならないために、本書を読んでおくことをお勧めする。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

ストレスケア日比谷クリニック院長。東京大学文学部哲学科卒業後、医療の道を志し、筑波大学医学部を卒業。「不眠症の治し方」「新しい脳内薬品の作り方 16人のカルテ」「日本人研究者が発見したボケの進行を遅らせる薬のすべて」など、著書が多数ある。

「2021年 『自分いじめの呪いを解く本 毎日がラクになる心のクセづけ40』 で使われていた紹介文から引用しています。」

酒井和夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×