骨董の真贋 (サラ・ブックス)

著者 : 中島誠之助

• 二見書房 (1996年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[sky-sea-moonさんの感想 · 2009年2月28日]

1996.5.25　1版　850
骨董の真贋を見分けるための必要不可欠な知識である「約束事」から、贋作のテクニック、骨董という不思議な魅力に取りつかれた人びとの実にさまざまな人間ドラマ、さらにまた、お宝が眠る可能性がある秘密のエリア、取っつきにくいと思われている骨董業者との付き合い方にまで話は及んでいて、読みものとしても十分に堪能していただけるものと確信しております。骨董の世界を楽しむ手助けになればと思っております。

著者プロフィール

昭和13 年（1938）東京・青山生まれ。南青山に古伊万里専門店「からくさ」を開店（昭和51 年～平成12 年）。「骨董通り」名付親。テレビ長寿番組『開運！なんでも鑑定団』に初回より出演、鋭い鑑定眼と江戸っ子トークでお茶の間の人気者に。「いい仕事してますね」のセリフが有名になる。著書に『骨董屋からくさ主人』『ニセモノ師たち』、句集『古希千句』、俳句エッセイ『俳枕・草枕・腕枕』など著書多数。

「2023年 『俳句エッセイ　達者でお暮らしよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」