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- Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
- / ISBN・EAN: 9784577031766
感想・レビュー・書評
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著者は虫や花の細密画を描く画家です。先日TVで特集されていたので、図書館で借りてみました。この本は自叙伝で、幼稚園から小学校までが書かれています。大正頃の横浜の街の様子や、人々の生活がわかり、興味深かったです。著者のホームページにある「くまちか語録」の言葉です。あせっても春はこないし忘れていても 春は来る自然はきわめて自然である何ごともゆっくり あせらず待つ我が身を省みて、反省です。
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表紙がとっても素敵。
こういう繊細な絵が大好き。
見ているだけで絵の世界に入り込んでいきそう。
チカボが自分の少年時代を書いている。
素敵なご両親に囲まれてすくすく育って、
ずっと90年以上絵を描くことを愛し続けたんだなぁ。
と言うのが良く伝わってくる。
おじいちゃんが孫に自分の昔を語り聞かせるような
そういう文体で、
挿絵もおもしろい。
紙が一枚一枚とても厚いので、
永久保存版になりそう。
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