千佳慕の横浜ハイカラ少年記

著者 :
  • フレーベル館
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577031766

感想・レビュー・書評

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  • 著者は虫や花の細密画を描く画家です。先日TVで特集されていたので、図書館で借りてみました。この本は自叙伝で、幼稚園から小学校までが書かれています。大正頃の横浜の街の様子や、人々の生活がわかり、興味深かったです。著者のホームページにある「くまちか語録」の言葉です。あせっても春はこないし忘れていても 春は来る自然はきわめて自然である何ごともゆっくり あせらず待つ我が身を省みて、反省です。

  • 表紙がとっても素敵。
    こういう繊細な絵が大好き。
    見ているだけで絵の世界に入り込んでいきそう。


    チカボが自分の少年時代を書いている。


    素敵なご両親に囲まれてすくすく育って、
    ずっと90年以上絵を描くことを愛し続けたんだなぁ。
    と言うのが良く伝わってくる。

    おじいちゃんが孫に自分の昔を語り聞かせるような
    そういう文体で、
    挿絵もおもしろい。
    紙が一枚一枚とても厚いので、
    永久保存版になりそう。

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著者プロフィール

◆(挿絵)
1911-2009
神奈川県生まれ。画家。昆虫や植物を生命感豊かに描く絵本画家として活躍。徹底した自然観察に基づいたリアルな作品の数々から"日本のプチ・ファーブル"と呼ばれ、世界的に高い評価を得る。著書に『新装版 熊田千佳慕の言葉 私は虫である』(求龍堂)、絵本に『ファ―ブル昆虫記の虫たち』(全5巻/小学館)などがある。

「2023年 『ファーブル昆虫記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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